小さく育って早く出穂(しゅっすい)
2021年8月19日
クワイの葉と葉の間に…稲穂!?
バケツイネ用に苗を作って、結局バケツに納まりきらなかった株をこっそり移植。
放置した余り苗は、いもち病の発生源といわれるけど、「生きている」と思うと処分できない…(本当はダメ、ゼッタイ)
品種は『夕やけもち』 8月2日に出穂・開花するといわれています。
クワイの陰で小さく育ったイネは、飢餓状態からか早く子孫を残そうとしたのでしょう。撮影時(7月29日)には、すでに穂が垂れはじめていました。
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バケツイネの『夕やけもち』は8月2日に出穂しました。
「芒(のぎ)」はほんのり赤紫色で、ややとがっています。農研機構のサイトには「早生で耐冷性が強く東北地方での栽培に適している赤米糯(もち)系統」とあります。赤米といえばうるち米のイメージでしたが、もち米もあるのですね。
イネの開花がよく観察できるのは午前10時頃。開花といっても雄しべの「葯(やく)」がモミからヒョロリと出るだけです。咲き始めて3時間ほどでモミは閉じていきます。
ほとんどが、モミの中で自家受粉してから開花するのでず〜っと咲く必要はないのだとか。
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おまけ タネ採り用の「でかきゅ〜」
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