書誌詳細情報
食料・農業の深層と針路
グローバル化の脅威・教訓から

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食料・農業の深層と針路
グローバル化の脅威・教訓から
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解説
日本は過度の貿易依存で食料自給率を大幅に下げて低迷させてきただけでなく、世界の食品安全基準の流れに逆行するかのようにリスク農産物を輸入し続けている。生きる糧となる食料だが、国益渦巻く戦略物資であるがゆえ、いつでも対価さえ払えば必要な食料を世界市場で調達できるとの考えは当然ながら通用しない。そこで、世界の農業保護の根拠と仕組み、農産物の自由化交渉の攻防、グローバル化で危うくなっている食・農・地域の現実、下支えが必要な農林漁業のあり方などについて問題の核心を抉りながら解明。生存の基盤である食・農の立て直しの緊要性を提示する。
目次
1章 安全基準に逆走するリスク農産物輸入増
2章 農業保護が当然の根拠―欧米日などの違いから
3章 貿易政策の変化と食料自給率を再検証
4章 グローバル化の歪みで食・農が貶められる
5章 生存の基盤を守る農林漁業の下支えへ
6章 食・農の世界潮流と足もとからの立て直し
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