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震災復興とTPPを語る再生のための対案

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震災復興とTPPを語る再生のための対案
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解説
震災復興のためにTPPが必要だという拙速な議論が増えている現状を踏まえて、本来の震災復興はどうあるべきか、そして、日本の農業・食料システムと日本社会の再生のために今何をするべきかについて、筆者らの対案を示した1冊。
目次
はじめに
机上の復興プランと遅れる震災復旧
平時の手順で非常時に対処しては間に合わない
現場に任せて、リーダーは全責任をとる覚悟を
深刻な情報操作
コストをかけても備えねばならぬことがある
「逃げる」でよいのか
震災復興とTPPをめぐる心ない極論
「開国」の意味
FTAの本質
「例外なし」が優れたFTAだというのは間違い
これまでのFTAで農業が障害だったというのは間違い
「農業保護VS国益」ではない
例外は認められるか
TPPの影響評価に関する各種試算の比較に意味はあるのか
「所得補償があるから関税撤廃しても大丈夫」ではない
消費者の立場で考える
食料危機の教訓
日本が標的?
徹底した食料戦略が高い自給率の源
日本農業過保護論の誤り
日本はすでに実質的な価格支持政策を手放している
食料自給率は上げられるか
TPPへの対案‐まずアジアの経済連携の具体化を
強い農業のための対案
自分たちの食は自分たちが守る
食に安さだけを追求することは命を削り、次世代に負担を強いること
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