書誌詳細情報
半藤一利わが昭和史
平凡社新書 1001

書誌詳細情報
平凡社新書 1001
半藤一利わが昭和史
この本のジャンル
解説
向島に生まれ、東京大空襲の炎をかいくぐって生きのびた少年は、隅田川の風景を胸に“橋をつくる技師"への夢を抱くが、ボートに青春をかけたあと、道に迷って編集者となる。坂口安吾や伊藤正徳との出会いから昭和史の研究に打ち込んで物書きとなり、「退職してからが本格的スタートでした」と、晩年は歴史の語り部に。人生に涯(はて)あり、されど知に涯なし。2021年1月、90歳で逝去した昭和史の第一人者が、最晩年に語った自伝。痛快かつ波瀾の生涯と平和への熱い思いに、生きる勇気が湧く一冊。