書誌詳細情報
タネの未来

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解説
中学3年生のときに種苗流通会社を起業した著者の小林宙君は、現在高校2年生。日本の各地域の伝統野菜を守るため、会社を立ち上げてタネ流通の新しい仕組みづくりを目指しています。
そんな宙君が、なぜタネが大事なのか、タネ業界を今後どう変えていこうとしているのかなどを綴りました。
日本の食文化や農業はもちろん、種子法や遺伝子組み換え作物などについても分かりやすく紹介しています。タネ業界のイベントや講演などでひっぱりだこの宙君。タネを巡る旅エッセイや、お母さんによる子育てのお話、タネを使った研究アイデアなど、盛り沢山の一冊です。
著者
東京都大田区在住の16歳。
祖父母、両親と妹2人の7人家族。全国各地をみずから旅し、種苗店を巡って集めた伝統野菜の種を販売する「鶴頸種苗流通プロモーション」を中学生のときに立ち上げる。現在、東京学芸大学附属高校の2年生。全国規模の「タネ交換会」のプラットフォームづくに力を入れる。
目次
第1章 タネについて考えてみる
もしもこの世界からタネがなくなったら
食べもののタネは、ふつうのタネとは全然違う ほか
第2章 伝統野菜を守るために
多様性を守ることは僕たちの生存戦略だ
タネがなくなれば、食文化もなくなる
第3章 事業を立ち上げる
屋号「鶴頸種苗流通プロモーション」に込めた思い
タネは、あえて置いてなさそうな店で売る
第4章 僕とタネとの出会い
2年目のアサガオがうまく育たなかった
昔の農業書は学びと笑いで満ちている
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