書誌詳細情報
ミツバチのダニ防除

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ミツバチのダニ防除
この本のジャンル
解説
ミツバチのダニは、全国の養蜂家を悩ませる大問題。抵抗性ダニの出現によって薬剤による防除にも限界がみえてきた。本書は、国内外の膨大な研究を渉猟し、ダニの生態、寄生率に応じた対策の立て方、デジカメを活用した手軽な寄生率の把握方法、薬剤を使った防除法の利点や欠点、「雄バチ巣房刺し」や「温熱療法」などのケミカルフリーによる防除法、長期的な視点に立った抵抗性系統の選抜など、ダニ対策の理論と技術を具体的に提示する。ダニ問題における現代養蜂の行き詰まりを打開し、持続的な養蜂を構築するために今必読の1冊。
著者
1974年生まれ。一橋大学商学部卒業、学士(商学)、神戸大学大学院法学研究科実務法律専攻修了、法務博士(専門職)。投資家、養蜂家。ケミカルフリー養蜂を確立。現在は、育種によるミツバチの耐病性向上に取り組んでいる。著訳書に『関係的契約理論 イアン・マクニール撰集』(日本評論社、2015年、共訳:池下幹彦)などがある。
目次
はしがき
序章 小さなダニが大きく立ちはだかる
第1章 ヘギイタダニ
第2章 アカリンダニ
第3章 寄生の徴候と寄生率に応じた対策
第4章 化学的防除
第5章 物理的防除
補論1 ヘギイタダニは熱帯地域では弱毒化する
第6章 ダニに対する抵抗性
第7章 サバイバルテスト
補論2 日本のヘギイタダニ禍前史
第8章 統合的ダニ管理
終章 養蜂の未来
索引
参考文献一覧
あとがき
解説(詳細)
【関連書籍】
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