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新しい共同体の思想とは

内山節と語る 未来社会のデザイン3

書誌詳細情報

内山節と語る 未来社会のデザイン3

新しい共同体の思想とは

著者 内山節

定価 1,320円 (税込)

ISBNコード 9784540201783

発行日 2021/03

出版 農山漁村文化協会(農文協)

判型/頁数 四六 160ページ

在庫 あり

この本のジャンル

解説

近代ヨーロッパの文明思想は結局、国境やおカネといった虚構に支配された今日の世界をつくり出した。実体のある、結び合って暮らす共同体的世界をとりもどすにはどうすればよいのか。その手がかりは、日本の民衆が培ってきた土着・伝統の思想・文化にあった。自然信仰や仏教思想の展開をわかりやすくひもときながら、転換の時代をともに生きるための思想を構想する。自然と人間の関係、労働や共同体をめぐる独自の思想を構築してきた哲学者・内山節が、2019年2月に開催された「東北農家の二月セミナー」にて語った新しい思想論。

著者

哲学者。1950年東京生まれ。東京都群馬県上野村を往復しながら暮らしている。主な著書は『内山節著作集』(全15巻、農文協)に収録。近著に『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』(講談社)、『いのちの場所』(岩波書店)、『修験道という生き方』(共著、新潮社)、『内山節と読む世界と日本の古典50冊』(農文協)など。

目次

序文 思想上の伝統回帰について

第1講 共同体の思想
ヨーロッパの文明思想が限界を迎えた
日本の伝統的社会観の特徴
権力と民衆
結び合って暮らす社会へ

第2講 関係と実体
本質は関係にある
関係本質論と仏教

第3講 明治以降の日本を問い直す
明治が潰したもの
国民の形成、国家への集約
転換期のせめぎ合い
近代的世界が行き詰まるなかで
これからの課題――「信仰」

第4講 変革の思想を再検討する
しのいでいく柔らかな発想
役割を引き受ける

あとがき

解説(詳細)

【内山節と語る 未来社会のデザイン】
「内山節と語る 未来社会のデザイン 全3巻セット」
「1 民主主義を問いなおす」
「2 資本主義を乗りこえる」

【関連書籍】
「内山節と読む 世界と日本の古典50冊」
「主権はどこにあるか 変革の時代と『我らが世界』の共創」
「ローカリズム原論 新しい共同体をデザインする」

【内山節著作集】
「内山節著作集 全15巻セット」
「第1巻 労働過程論ノート」
「第2巻 山里の釣りから」
「第3巻 戦後日本の労働過程」
「第4巻 哲学の冒険」
「第5巻 自然と労働」
「第6巻 自然と人間の哲学」
「第7巻 続・哲学の冒険」
「第8巻 戦後思想の旅から」
「第9巻 時間についての十二章」
「第10巻 森にかよう道」
「第11巻 子どもたちの時間」
「第12巻 貨幣の思想史」
「第13巻 里の在処(ありか)」
「第14巻 戦争という仕事」
「第15巻 増補 共同体の基礎理論」

読者カード

・内山さんの初期の著書からの読者です。卒寿になって、私自身の“近代化への志向"が恥ずかしくなってきています。しかし内山さんに魅力をつねに感じ続けていた自分には、こんな新刊がでたこと、うれしくも思っています。(静岡県・90歳)

・著者の本は何冊か読ませてもらっていますが、今回購入する動機になったのは、147頁の「この世界は空なのであって・・・・」一連の言葉でした。全体を読んでみて、まだまだがんばらなくちゃと思ってるところです。(愛知県・65歳)

毎日出版文化賞受賞!

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