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資本主義を乗りこえる

内山節と語る 未来社会のデザイン2

書誌詳細情報

内山節と語る 未来社会のデザイン2

資本主義を乗りこえる

著者 内山節

定価 1,210円 (税込)

ISBNコード 9784540201776

発行日 2021/03

出版 農山漁村文化協会(農文協)

判型/頁数 四六 124ページ

在庫 あり

この本のジャンル

解説

際限なく利潤を追求する資本主義経済が暴力的に台頭し、今日の荒廃した世界をつくりだしている。そもそも資本主義とはどのような経済なのか。それは伝統的な経済とどう違うのか。農業や共同体と資本主義の関係は? これらを平明に解き明かしたうえで、おカネに振り回されない、自然や共同体とともにある経済のかたちを構想する。その蓄積を一番もっているのは、農業だ。自然と人間の関係、労働や共同体をめぐる独自の思想を構築してきた哲学者・内山節が、2018年2月に開催された「東北農家の二月セミナー」にて語った新しい経済論。

著者

哲学者。1950年東京生まれ。東京都群馬県上野村を往復しながら暮らしている。主な著書は『内山節著作集』(全15巻、農文協)に収録。近著に『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』(講談社)、『いのちの場所』(岩波書店)、『修験道という生き方』(共著、新潮社)、『内山節と読む世界と日本の古典50冊』(農文協)など。

目次

序文 資本主義の終わりが意識される時代のなかで

第1講 労働と交換、流通
地域内交換経済について
「働き方改革」をめぐって
地域外への流通について
今日の農業――二つの方向
古い農業への回帰も

第2講 資本主義的経済とは何か
貨幣の自己増殖をめざす経済
資本主義の自滅を食い止めてきたものは何か
今日の荒廃した資本主義
資本主義のメカニズムと人々の気持ち
討論から――地域通貨について

第3講 ほどほどの市場経済を模索する動き
ともにある経済の形
利他の社会の思想的伝統
農業が発信できるもの

第4講 今日の経済について
経済指標が有効性を失っていく
これまでの常識が通用しない

解説(詳細)

【内山節と語る 未来社会のデザイン】
「内山節と語る 未来社会のデザイン 全3巻セット」
「1 民主主義を問いなおす」
「3 新しい共同体の思想とは」

【関連書籍】
「内山節と読む 世界と日本の古典50冊」
「主権はどこにあるか 変革の時代と『我らが世界』の共創」
「ローカリズム原論 新しい共同体をデザインする」

【内山節著作集】
「内山節著作集 全15巻セット」
「第1巻 労働過程論ノート」
「第2巻 山里の釣りから」
「第3巻 戦後日本の労働過程」
「第4巻 哲学の冒険」
「第5巻 自然と労働」
「第6巻 自然と人間の哲学」
「第7巻 続・哲学の冒険」
「第8巻 戦後思想の旅から」
「第9巻 時間についての十二章」
「第10巻 森にかよう道」
「第11巻 子どもたちの時間」
「第12巻 貨幣の思想史」
「第13巻 里の在処(ありか)」
「第14巻 戦争という仕事」
「第15巻 増補 共同体の基礎理論」

読者カード

・現在の資本主義体制の終焉の啓示が腑に落ちるとともに、今の経済状況への違和感が少し解消されたように感じました。(愛知県・60歳)

毎日出版文化賞受賞!

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