書誌詳細情報
田んぼの動物

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田んぼの動物
この本のジャンル
- 農文協 公開書誌 >> 児童書・絵本 >> 保健 >> うねゆたかの田んぼの絵本
解説
カエルやトンボ、タイコウチ、イモリやメダカ、カヤネズミなど、田んぼに生きる様々な動物たち。益虫でも害虫でもない「ただの虫」という分類によって、これまで見えなかった豊かな生きものの世界が見えてくる。
著者
宇根豊(うねゆたか)
1950年長崎県島原市生まれ。福岡県農業改良普及員時代の1978年より減農薬稲作運動を提唱。虫見板を普及させ、害虫でも益虫でもない「ただの虫」という概念を広める。1989年に福岡県二丈町(現・糸島市)に移住し、農業を始める。2000年福岡県を退職して、NPO法人農と自然の研究所を設立し、「田んぼの生きもの調査」を展開する。著書『減農薬のイネつくり』『田の虫図鑑』『「田んぼの学校」入学編』『百姓学宣言』『愛国心と愛郷心』(いずれも農文協)
『天地有情の農学』(コモンズ)『農は過去と未来をつなぐ』(岩波ジュニア新書)『生きもの語り』(家の光協会)『農本主義が未来を耕す』(現代書館)『農本主義のすすめ』(ちくま新書)『日本人にとって自然とは何か』(ちくまプリマー新書)ほか多数。
小林敏也(こばやしとしや)
1947年静岡県焼津市生まれ。東京芸術大学工芸科卒。東京青梅に山猫あとりゑを営み、デザインとイラストレーションをする。1979年の「どんぐりと山猫」から始まった「画本宮澤賢治」シリーズ(パロル舎)で、2003年第13回宮澤賢治賞を受ける。現在は好学社から復刊されている。
※この田んぼの絵本には、賢治童話の断片が挟み込まれています。
目次
目次
1. どうして生きものは、田んぼに集まってくるの?
田んぼが生きものを集めている
2. 銅鐸の絵はなぜ田んぼの生きものなの?
田んぼが生んだ生きものとの新しいつきあい
3. 足あとにオタマジャクシが集まっているのはなぜ?
知らないうちに生きものを助けていること
4. 何のために田まわりしているの?
仕事自体が楽しみなんだ
5. 虫見板は魔法の板
虫見板で見えてきた世界
6. なぜ「ただの虫」って名前が生まれたの?
「ただの虫」と名づけて見えてきた世界
7. 見えない生きものもいるの?
生きものへのまなざしが大切
8. 畦草刈りのときに立ち止まるのはなぜ?
生きものへのやさしさは仕事のなかから
付録
用語解説
解説(詳細)
【シリーズ各巻】
「うねゆたかの 田んぼの絵本(全5巻)」
「田んぼの絵本1 田んぼの四季」
「田んぼの絵本3 田んぼの植物」
「田んぼの絵本4 田んぼの環境」
「田んぼの絵本5 田んぼの文化」
【関連書籍】
「田んぼの生きものたち」
「田んぼの生きもの おもしろ図鑑」
「メダカはどのように危機を乗りこえるか」
「ダルマガエル 生態を知って農業で守る」
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