書誌詳細情報
よくわかる 国連「家族農業の10年」と「小農の権利宣言」(農文協ブックレット20)

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よくわかる 国連「家族農業の10年」と「小農の権利宣言」(農文協ブックレット20)
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解説
2018年12月の国連総会で「小農の権利宣言」が採択され、2019年から「家族農業の10年」がスタートする。本書は@国際社会が小規模・家族農業の支援に向かうのはなぜか A「アグロエコロジー」とは何か B種子をめぐる世界と日本の状況 C「小農の権利宣言」の全文と背景についてわかりやすく解説する。農業政策をめぐる世界と日本の間のギャップを埋める本。
著者
関根佳恵(せきね・かえ/愛知学院大学准教授・SFFNJ呼びかけ人代表)、安藤丈将(武蔵大学准教授)、吉田太郎(NAGANO農と食の会)、羽生のり子(ジャーナリスト)、山下惣一(農民作家)、印鑰智哉 (いんやく・ともや/ 日本の種子を守る会)、金石基(Seedreem)、岩崎政利(農業)、舩田クラーセンさやか(明治学院大学)、岡崎衆史(農民連)
目次
はじめに――世界では農業政策の大転換が起きている SFFNJ呼びかけ人
ブックレットの出版によせて- FAO課長 マルセル・ヴィッヤレアル
T 国連の「家族農業の10年」がめざすもの 関根佳恵
コラム 家族農業は人と人の関係のいかなる未来像を描くのか:香港の農民からの問いかけ 安藤丈博(武蔵大学)
U なぜアグロエコロジーは世界から着目されるのか 吉田太郎(NAGANO農と食の会)
コラム フランスの家族農業と小規模農業 羽生のり子(フリージャーナリスト)
コラム タイ農村訪問から交流へ、地場の市場づくりへ 山下惣一(作家・農業)
V 種子をめぐる世界と日本の状況 印鑰智哉(日本の種子を守る会)
コラム 韓国の在来種子保全運動の動向――Seedreamの誕生と展開から
金石基 (Seedream)
コラム タネをあやす 岩崎政利(農業)
W 小農の権利に関する国連宣言 舩田クラーセンさやか(明治学院大学国際平和研究所)
小農と農村で働く人びとの権利に関する国連宣言全文
コラム 農民連は小農の権利宣言にどのようにかかわってきたか 岡崎衆史(農民運動全国連合会)
おわりに―日本での「家族農業の10年」の展開 SFFNJ呼びかけ人
コラム 仏語ドキュメンタリー映画『未来を耕す人々』の紹介 APLA 吉澤真満子
解説(詳細)
◆チラシはこちら
『国連「家族農業の10年」と「小農の権利宣言」』
【関連書籍】
「家族農業が世界の未来を拓く」
「どう考える?「みどりの食料システム戦略」(農文協ブックレット23)」
「種子法廃止でどうなる?(農文協ブックレット18)」
「TAGの正体(農文協ブックレット19)」
「小さい農業で稼ぐコツ」