書誌詳細情報
イチからつくる あめ

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イチからつくる あめ
この本のジャンル
解説
「あめ」は砂糖よりも古い甘味料、砂糖の輸入が途絶えた戦中・戦後には水飴づくりは必須の生活技術に。そして各種甘味料があふれる現在、麦芽と米や芋などから簡単につくれる、やさしい甘さの麦芽飴が静かに見直されている。この絵本では、おばあちゃんが孫たちに伝え継ぐかたちで、「あめ」の世界にアプローチ、原料の栽培から麦芽づくりまで、いのちとふれあう「イチから」のチャレンジ。麦芽飴づくりは麦の生命現象に学んだもの、現在の各種甘味料の多くは国産でも主原料は輸入トウモロコシ(コーンスターチ)といった発見も次々と。
著者
■本間祐子:昭和44年新潟県生まれ、相模女子大学栄養科学部講師。
■眞鍋久:昭和24年愛媛県生まれ、元会津短期大学部教授。
本間・眞鍋先生は、福島県南会津地域に伝わる「麦芽水あめ」の食文化と科学的特徴について共同研究。子どもたちにも伝える。
目次
あめ屋さんって、すごい!
おばあちゃんの「麦芽水あめ」と「大根あめ」
あめは、いったいなにからできている?
砂糖や水あめ・・・・・「甘み」には、いろんな種類がある
アミラーゼってなんだ? 麦芽でデンプンが甘くなるわけ
デンプンの多い作物選び、デンプンは海外からもやってくる
「甘い」ものなら、どれも「あめ」? 日本のあめ文化
オオムギとサツマイモを育てよう!
オオムギの収穫! 各地にみられる伝統的な水あめ
サツマイモの収穫と、麦芽づくり
いよいよ、水あめづくりだ! 麦芽やサツマイモってすごい!
もち米やカボチャでも、麦芽水あめづくり
水あめをさらに煮つめてつくる「かたいあめ」
千歳あめ、きなこあめ・・・・・ぺろぺろキャンディ
イチからつくって、みえてきたこと
解説(詳細)
【関連書籍】
「イチからつくる カレーライス」
「イチからつくる チョコレート」
「イチからつくる ワタの糸と布」
「イチからつくる 鉄」
「イチからつくる ポテトチップス」
「イチからつくる のり(接着剤)」
「イチからつくる プラスチック」
「イチからつくる えんぴつ」