書誌詳細情報
イチからつくる ワタの糸と布

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イチからつくる ワタの糸と布
この本のジャンル
解説
種からワタを育て、糸をつむぎ、マフラーをイチから自分でつくる。機織りは、場所をとらずに身近な道具で手作りできる“原始機"で。ワタの品種や世界各地の機織り機の紹介、タマネギの皮で糸を染める方法も。
著者
■大石尚子(おおいし なおこ)
「スロー・クローズ」コーディネーター、龍谷大学政策学部准教授。
大阪外国語大学イタリア語学科卒業、貿易商社勤務後、染織に携わり渡伊。ミラノにてファッションコンサルタントを経験して帰国。「種から布へ」をコンセプトに、一からの布づくり「スロー・クローズ(Slow Clothes)」活動を展開。「直耕直衣」を座右の銘とし、ガンジーにも学びながら日常生活に「衣食の自給」を取り入れることによって、人と自然とが調和する暮らしの実現を目指している。大学では食と農を通じたソーシャル・イノベーション(主に農村地域)、持続可能なライフスタイルを研究。『田園回帰 G世界の田園回帰 第3章イタリア編―農村における創造的暮らし』を執筆。
目次
すてきなショールを自分で織る!
イチからマフラーをつくる計画のはじまり!
ワタの実から、糸や布がつくられるまで
ワタは、古い時代からの作物 ふるさとと品種と世界への広がり
ワタを育てよう! 畑を耕して、タネをまく
ワタを育てよう! 花がさいた! さぁ収穫だ!
世界で人気になった綿の服と、アメリカの暗い歴史
ワタを糸にするための下準備
糸つむぎの道具と、自分で糸をつむぐことの意味
糸のつむぎかた。糸はどうしてつむがれる?
糸の製錬と、染色
道具から機械へ。布を織る織機のいろいろ
腰機の各部と道具、織り糸の準備
いよいよ、ミニショールを織る
ショールの完成! イチからつくってみえてきたこと
解説(詳細)
【関連書籍】
「シリーズ田園回帰8 世界の田園回帰」
「種まきびとの ちくちくしごと」
「地域資源を活かす 生活工芸双書 棉(わた)」
「そだててあそぼう ワタの絵本」
【シリーズ】
「イチからつくる カレーライス」
「イチからつくる チョコレート」
「イチからつくる 鉄」
「イチからつくる あめ」
「イチからつくる ポテトチップス」
「イチからつくる のり(接着剤)」
「イチからつくる プラスチック」
「イチからつくる えんぴつ」
読者カード
【メディア紹介】
◆中国新聞ちゅーピー子ども新聞2018/5/6