書誌詳細情報
図解 食卓の薬効事典

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図解 食卓の薬効事典
この本のジャンル
解説
生活習慣病や認知症などの疾患が増える現在、健康志向も相まって、伝統的な日本食(和食)のバランスの良さが脚光を浴び、各地の伝統野菜や豆類の見直しも図られるようになりました。そのような中で、本書は、漢方の観点から、日々の食材となる野菜や豆類、穀物のもっている健康増進効果などの薬効について紹介しました。近年の日本人が軽視しがちな、あるいはあまり知られなくなった野菜などの食べ物としての種々の価値を見直し、摂り方や食べ方を正しく知っていただき、健康に生きるための参考になるようにと願ってまとめてみました。
著者
池上文雄(いけがみ ふみお):1948年1月、福島県郡山市生まれ。1975年、千葉大学大学院薬学研究科修士課程修了。1981〜1982年、ベルギー政府奨学金留学生(ゲント大学医学部)。1981年、薬学博士取得(東京大学)。1994年、千葉大学助教授・薬学部附属薬用資源教育研究センター。2005年、千葉大学教授・環境健康フィールド科学センター。2013年〜 千葉大学名誉教授・グランドフェロー・特任研究員、昭和大学薬学部客員教授。
「地球は大きな薬箱」をモットーに、薬学と農学の融合を目指し、健康科学に関する教育研究とともに薬草栽培などを通した地域産業活性化支援活動を行なっている。
目次
第一部 食卓の健康学
1、食生活を通して健康を守る――漢方の基本
2、人間の生命は自然界とつながっている――身土不二と旬
3、日本人の健康と食事――食卓に上がる食材の健康機能性
4、東西医学の交流から見た野菜・豆類・穀物の効能――植物の生命力の秘密
5、植物の生命力をいただく――食と薬の二重奏
6、野菜の薬効をどう活かすか――日々更新される薬効の知識
第二部 身近な野菜・豆類・穀物の薬効
――食にも薬にもなる自然の恵み
1 アシタバ/2 アズキ/3 アスパラガス/4 アブラナ/5 ウド/6 オクラ/7 カボチャ/8 キク/9 キャベツ/10 キュウリ/11 クズ/12 ゴボウ/13 ゴマ/14 コメ/15 コンニャク16 サトイモ/17 サンショウ/18 シソ/19 ジャガイモ/20 ショウガ/21 セリ/22 セルリー/23 ソバ/24 ダイコン/25 ダイズ/26 タデ/27 タマネギ/28 ツルナ/29 ツルムラサキ/30 トウガラシ/31 トウモロコシ/32 トマト/33 ナス/34 ニラ/35 ニンジン/36 ニンニク/37 ネギ/38 ハクサイ/39 ハス/40 ハトムギ/41 ハマボウフウ/42 フキ/43 ヘチマ/44 ホウレンソウ/45 ミツバ/46 ミョウガ/47 ムギ/48 ヤマノイモ/49 ヨモギ/50 ワサビ
解説(詳細)
【関連書籍】
「大地の薬箱 食べる薬草事典」
「農家が教える とことん健康術」
「農家が教える 健康の知恵」
「家庭医療事典 第2版」