書誌詳細情報
季刊地域32号 2018年冬号 ★在庫切れ

書誌詳細情報
季刊地域32号 2018年冬号 ★在庫切れ
定価 943円 (税込)
ISBNコード ZASSI54017015
発行日 2018/02
出版 農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数 B5 150ページ
在庫 あり
在庫切れのため、ただいまご注文いただくことができません。
この本のジャンル
解説
特集は「山で稼ぐ 小さい林業ここにあり」。林業の成長産業化を目ざす政府は、大きな経営体に森林資源の管理を集約しようとしているが、農家林家や自伐林家などの小さい林業でもそこそこの稼ぎが得られる。木の駅プロジェクトが進化/炭・薪・木酢液で6次産業化/売れるのは木だけじゃない、ヒサカキ・山菜・樹液、トチの実加工も/建材用の木を産直、製材・乾燥の工夫、センダンに注目、など。その他、雪かきを担うのは誰だ/収入保険は頼りになるか/関係人口ってなに?/居久根の四季/営農サポーターを抱える地域の人材派遣会社。
目次
◆山で稼ぐ!小さい林業ここにあり
集材トラック「積まマイカー」が走る
定年後、山に目覚める農家林家が続々誕生
山で稼ぐ!の作戦いろいろ
(燃料用の木で稼ぐ)
広葉樹の薪・炭販売で稼ぐ
軽トラとロープウインチでバイオマス発電に
自作のペレット工場がバイオマス基地に
(「山で稼ぐ」は木だけじゃない)
ヒサカキ・フキ・ワラビ・・・を売る
松ぼっくりも木の輪切りも売る「小さい林業」
トチの実で起業 平均年齢90歳、ばあちゃん3人のファンが山へ続々
体験イベント 大にぎわい アイコの収穫体験ほか/イタヤカエデの樹液採取/シラカバオーナー制
マウンテンバイクトレイル 山が観光資源に、シカ害も減った
(やっぱり建材用の木で稼ぐ)
移動式簡易製材機 自分で製材すれば材価は4〜5倍!
若き馬搬馬方、製材と工務店提携で稼ぐ
低温乾燥で木の力を引き出す
この乾燥法でスギの名誉回復を
耕作放棄地×早生樹センダンで林業イノベーション
【もの申す】 収入保険は頼りになるか?
◆雪かきを担うのは誰だ
どんづまりの集落が始めた 除雪のお手伝い
「雪かき道場」で進める地域づくり
各地の雪かき隊
雪かき道 越後流指南書より
【連載】
・地撮り!A 被曝牛300頭が暮らし続ける 福島・浪江「希望の牧場」
・農福連携で地域が変わるA
・病を地域医療から診るとA 糖尿病
・ハチミツの森からA 冬越し
ほか
解説(詳細)
≪特集≫は「山で稼ぐ! 小さい林業ここにあり」。
本誌16号「山 見て見ぬふりをやめるとき」、19号「『木は切ってもカネにならない』は本当か?」の特集を経て、『季刊地域』の山特集第3弾! 薪、木質ペレット、発電用チップはもちろん、建材用の丸太を売るにも付加価値を高めたり、山に人を呼んで稼ぐ方法や林間栽培まで、小さく稼ぐ方法を総動員、山で眠っている宝の掘り起こし方に光を当てました。
≪小特集≫のテーマは「雪かきを担うのは誰だ」。雪深い集落で発揮される共助の力。雪国の外にも、雪とともにある暮らしを学び、雪かきの技を受け継ぎたいと思う人がいます。地域内での安全のための仕組み(声かけ、見守り、助け合い、共同作業)に加え、地域外(ボランティア)との交流が、雪害を減らすだけでなく、人と会うことの少なかった冬に集落を活気づけます。 その他にも、今号は、収入保険は頼りになるか? 「関係人口」ってなんだ? 被曝牛300頭が暮らし続ける 希望の牧場など、話題性のあるテーマを掘り下げました。
※『季刊地域』(増刊現代農業)(1・4・7・10月発売)は、 政治や経済がいかにゆるごうと、「ゆるがぬ暮らし」「ゆるがぬ地域」をつくり出そうとする、地域のさまざまな実践に学ぶ雑誌です。