書誌詳細情報
みとりびと11 さいごまで自分らしく、美しく
いのちつぐ「みとりびと」
ともにすごした「夢のような時間」

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いのちつぐ「みとりびと」
みとりびと11 さいごまで自分らしく、美しく
ともにすごした「夢のような時間」
この本のジャンル
- 農文協 公開書誌 >> 児童書・絵本 >> 保健 >> いのちつぐ「みとりびと」
解説
娘さん夫婦による介護が難しくなり、やむなくホームホスピスにきた清子さん。でも、自分らしく人間らしい生活の中で新しい友もでき、家族と深く理解し合えるように、そして娘さんは添い寝しながら母を看取りました。
解説(詳細)
東京の郊外に暮らす清子さんは、
夫をがんで亡くしてから、
自宅で一人住まいをしていましたが、
やがて娘さんたちが泊まるようになりました。
しかし、娘さん夫婦にとって、
仕事や家事をしながら親の介護することは、
かんたんではありませんでした。
そばにいたいけど……、もう無理。
そう思っていたとき、ホームホスピス「楪」
という、病や障がいがあっても、
最期までその人らしく暮らせる、「お家」が
近くにできたことを知り、やってきました。
はじめは、家を追い出されたようにも感じた
そうですが、新しいお友だちとなかよくなり、
娘さん夫婦とも深く理解し合えるように
なっていきました。
清子さんが息を引き取るとき、
娘さんは、添い寝をしながら看取りました。
自宅では介護しきれなかったけど、ここで、
母が望むようなときをすごせたそうです。
不思議な満足感と幸福感――。
「母とすごした最後の日々は、
夢のような時間でした」。
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