書誌詳細情報
環境制御のための植物生理

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環境制御のための植物生理
この本のジャンル
解説
オランダの施設園芸生産者向けテキストの日本語版。多収に欠かせない環境制御技術の根拠となる植物の生理を解説。植物生理の基礎から、地上部の環境制御、地下部の環境制御、病害予防まで。果菜・花卉農家待望の書。
著者
著者はエペ・フゥーヴェリンク(オランダ・ワーゲニンゲン大学)とティージ・キールケルス(フリージャーナリスト)。監訳は中野明正(なかの あきまさ)農研機構、池田英男(いけだ ひでお)大阪府立大学名誉教授。翻訳は国や県、民間の研究者18名。
目次
第1章 植物の機能
細胞/DNA/光合成/CAM植物/パプリカのシンクとソース/光合成産物の分配/呼吸/植物ホルモン/蒸散/気孔/糖輸送/生物体内時計/最適葉面積/潜在的な収量/品質管理/種子生理/繁殖/台木/根/分枝/開花生理/単為結果/移動と接触の効果
第2章 植物の環境反応
光/光質/光進入/温度/積算温度/コンパクトな鉢花/温度感受性/二酸化炭素/根圏環境/次世代生産/省エネルギー/蒸散の抑制/オランダにおける秋の生産低下
第3章 養分の役割
EC/健全な根/窒素/リン/カリウム/カルシウム/カルシウムの分配/マグネシウム/硫黄/ケイ素/鉄
第4章 植物の防御と生産物の品質
ウイルス/糸状菌/SOSの香り/収穫後の品質
解説(詳細)
【農文協の農業書】
「ハウスの環境制御ガイドブック」
「トマトの長期多段どり栽培」
「トマト オランダの多収技術と理論」
「切り花の日持ち技術」
「施設園芸・植物工場ハンドブック」
「トマト大事典」
「イチゴ大事典」
「キク大事典」
「天敵活用大事典」
「マルハナバチを使いこなす」