書誌詳細情報
宮本常一講演選集5 旅と観光

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宮本常一講演選集5 旅と観光
この本のジャンル
解説
生涯、最も多くの時間を旅に学んだ宮本常一には、旅と観光に関する講演が多い。観光誘致の前にゆるぎない美しい村をつくろうと山古志の人びとに説いた「活気ある村をつくるために」、観光は地域づくりであり、文化教育であると熱海の人びとに語った「熱海の観光政策を考える」、若者たちにすべての発見は野にあると励ました「あるく・みる・きく・考える」、また日本の民衆社会が民衆の旅を通してどのように発展してきたかを説く「民衆とともに生きてきた道」「固定社会における人間の移動」「生活と道」ほか、8編の講演を収録。
著者
著者:宮本常一(みやもと・つねいち)1907年山口県周防大島生まれ。民俗学者。
編者:田村善次郎(たむら・ぜんじろう)1934年福岡県生まれ。東京農業大学大学院農学研究科農業経済学専攻修士課程修了。武蔵野美術大学造形学部教授等を経て現在同名誉教授。元日本民具学会会長。
目次
民衆の知恵と力を集めよう
民衆とともに生きてきた道
熱海の観光政策を考える
活気ある村をつくるために
あるく・みる・きく・考える
固定社会における人間の移動
昔の旅、今の旅
生活と道
解説(詳細)
■構成
「宮本常一講演選集1 民衆の生活文化」
「宮本常一講演選集2 日本人の知恵再考」
「宮本常一講演選集3 都会文化と農村文化」
「宮本常一講演選集4 郷土を見るまなざし 離島を中心に」
「宮本常一講演選集5 旅と観光 移動する民衆」
「宮本常一講演選集6 日本文化の形成 講義1」
「宮本講演選集7 日本文化の形成 講義2」
「宮本常一講演選集8 日本人の歩いてきた道」
■関連全集
「宮本常一とあるいた昭和の日本 全25巻セット」
■チラシはこちら(PDF)