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アベノミクスと日本の論点(農文協ブックレット8)

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アベノミクスと日本の論点(農文協ブックレット8)
この本のジャンル
解説
アベノミクスの時代錯誤を排し、企業経営とも国民経済とも違う「地域」の意味を明らかにし、もって、成長への誘惑を捨てた、重層的小さな経済の積み重ねと交流こそ今後の地域・日本の向かべき途であることを提示する。
著者
松本克夫(ジャーナリスト)竹田茂夫(法政大教授)、高橋勉(岐阜経済大教授)高橋伸彰(立命館大教授)宮崎雅人(埼玉大講師)浦野広明(立正大客員教授・税理士)鈴木宣弘、広井良典(千葉大教授)、森裕之(立命館大教授)福士正博(東経大教授)森島賢(元東大教授・立正大名誉教授)小田切徳美(明治大教授)田代洋一(大妻女子大教授)
目次
●PART1 アベノミクスの時代認識を問う-成熟社会の日本の針路
地方を歩きながらアベノミクスを考える
アベノミクスはどんな「日本を、取り戻す」のか
雇用と生活を軽視したGDP主義で現代日本の経済の再生はない
アベノミクス 国家のギャンブル
社会資本の老朽化と「国土強靭化」
安倍税制改革は格差拡大と固定化を招く強者優遇の悪政だ
国益を損なうことが証明されたTPP日米事前協議
●PART2 脱成長で地域の再生-非アベノミクスの日本を地域から
脱成長のコミュニティ経済論
地域活性化の指標-「地域内乗数効果」
日本社会の安定基盤を壊す橋下・維新の会の都市政策
日本は協同の力でスラム街ができるのを防いだ
脱成長の農山漁村再生
アンチ・アベノミクスの地域経済学
解説(詳細)
【関連書籍】
「安倍農政改革を検証する(日本農業の動き201)」
読者カード
「以前に「TPP反対の大義」を読んで共鳴していますのでその延長線上の感覚で購入。利潤至上主義とグローバル化にいまここで歯止めをかけないと社会、民族、国家は言うに及ばず人格と人間の良心まで壊れてしまいます。」(東京都・60歳)