書誌詳細情報
二万年の奇跡を生きた鳥 ライチョウ

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二万年の奇跡を生きた鳥 ライチョウ
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- 農文協 公開書誌 >> 教養書 >> 地域・環境・エコロジー
解説
日本のライチョウはなぜ人を恐れないか。興味深いその生態や社会行動の解明を通して浮かび上がる、ライチョウと日本の自然、また日本人の暮らし、文化との関わり。2000羽を切った「奇跡の鳥」のラストメッセージ。
著者
中村浩志(なかむら ひろし)
信州大学名誉教授。1947年、長野県生まれ。さまざまな鳥の研究で世界的にも高い評価を受けている。2002年にはカッコウの研究で、鳥学の発展と鳥類保護の功績を顕彰する「山階芳麿賞」を受賞。日本鳥学会元会長。
目次
●第1部 画期的な調査方法
1章 すべてのライチョウを捕獲せよ
2章 なぜ、ライチョウを捕獲するのか
3章 本格的な調査、はじまる
●第2部 高山環境への見事な適応と進化
4章 いつ、何を食べているのか
5章 ライチョウは一年に三回換羽する!
6章 ついに解明された厳冬期の生活
7章 どれだけ生まれ、どれだけ育つか
8章 ライチョウの死亡原因と寿命
9章 明らかになったライチョウの社会
10章 日本列島での進化と絶滅の歴史
11章 日本最小の集団の謎
12章 分散で維持されている分布周辺の集団
13章 ライチョウに忍び寄るさまざまな危機
●第3部 ライチョウは生き残れるか?
14章 ライチョウの保護活動
15章 野生動物の保護とは?
16章 なぜ日本のライチョウは人を恐れないのか?
17章 奇跡の鳥・ライチョウの未来
解説(詳細)
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