書誌詳細情報
未来のシナリオ ★在庫僅少

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未来のシナリオ ★在庫僅少
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- 農文協 公開書誌 >> 教養書 >> 地域・環境・エコロジー
解説
オイルピーク(石油の枯渇)と温暖化の進み具合次第でバイオマスや太陽光発電などの代替エネルギーも意味を失う。もっとエネルギーを使わない社会という未来も視野に入れて、国・地域・個人の生き方をデザインする。
著者
■著者紹介
著者:デビッド・ホルムグレン(西オーストラリア出身。ビル・モリソンと共に「パーマカルチャー」の共同提唱者)
訳者:リック・タナカ(長野県松本市出身。オーストラリア在住。自身もパーマカルチャーを実践しながら、世界のパーマカルチャー関連情報を日本語に訳したり、日本の研究を英語に訳すなどしている)
目次
●第1章 エネルギーと歴史
エネルギー下降時代の幕開け
人間の歴史をエネルギーから見直す
密度の低い弱いエネルギーへの移行
●第2章 未来予測に欠けている視点
成長か安定か、下降か崩壊か
無限成長の夢
「安定」と「持続」の貧弱な内実
人的資本も社会関係資本も低下する
崩壊・思考停止の終末論
エネルギー下降のシナリオは敗北主義か
パーマカルチャー・未来をデザインする道具
●第3章 双子の難問・地球温暖化とピークオイル
地球温暖化という目に見える危機
あいまいな「世界で最も重要な数字」・エネルギー埋蔵量と生産ピーク
石油輸出の崩壊
エネルギー純益は低下する
関連する問題
●第4章 下降のシナリオ
未来のシナリオを立案する
地球温暖化とピークオイルの相互作用
エネルギー下降と気候変動時代の四つのシナリオ
ブラウンテクの社会・上からの構築
グリーンテクの社会・分散型のパワーダウン
地球の世話人・底辺からの再構築
救命艇・文明のトリアージ・生き残りの選択
●第5章 未来に備えるためのシナリオ読解
グローバルな視点、ローカルな視点
キューバの経験・重複するシナリオ、求められる生き方の変革
無気力に陥るか、前向きに考えるか
場所により異なるシナリオ
エネルギー下降のシナリオは一直線ではない
国、地域、家庭で異なるシナリオが同時進行する
「持続可能性」の有効性と限界
原理が決まれば戦略が生まれる
四つのシナリオにおけるパーマカルチャー
●第6章 結論
解説(詳細)
■関連書籍
「パーマカルチャー」
「新石油文明論」
「農林水産業の技術者倫理」
「百の知恵双書19 パッシブハウスはゼロエネルギー住宅」
「DVD地球温暖化と食糧の未来」
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