書誌詳細情報
小池芳子の手づくり食品加工5 惣菜―つくり方・売り方

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小池芳子の手づくり食品加工5 惣菜―つくり方・売り方
この本のジャンル
解説
都会でも農村でも惣菜の購入が増えている。地域の味覚や食文化を生かし、地場産の素材を活用した惣菜のつくり方と販売の手引き。自らの経験にもとづいた、失敗しないコツのコツを伝授。加工所の立ち上げ方も紹介。
著者
■著者
小池 芳子(こいけ よしこ)
1933年、長野県喬木村に生まれる。
1984年に無人販売所を設立、その後、全国に広がる。1986年に県内初のジュース、豆腐の加工を主婦のグループでスタートする。1993年に独立、現在の「小池手造り農産加工所」を設立。その後、法人化し代表取締役に就任、現在に至る。日本特産農産物協会マイスター、長野県村おこしマイスター、南信州特産加工開発連絡協議会長などの他、福祉ネットワーク「ぽけっと」「花の木」の理事もつとめる。
2014年 第43回 日本農業賞「食の架け橋の部」優秀賞を受賞 小池手造り農産加工所有限会社
目次
●第1章 「惣菜の時代」がやってきた
<家庭のおかずが売れる時代>
惣菜は家庭の味、おふくろの味
惣菜が売れる理由
おいしい惣菜なら商売になる時代
<地域に伝わる味覚や食文化を生かす>
地域の「食文化」を取り入れる
地域にある素材を生かす
季節性を上手に取り組む
産地の多様な食べ方を伝える
●第2章 惣菜づくりの基本-家庭料理とのちがい
<家庭料理とはちがう>
料理のレシピとはちがう
味つけがすべて
<惣菜づくりで失敗しないためのポイント>
つくった惣菜は常温に下げる-品温管理
袋詰め、びん詰めしたら必ず殺菌する
惣菜にあわせて包装する
惣菜の味は自分でつくる-本書で調味料の分量を書かない理由
●第3章 惣菜のつくり方
<野菜でつくる惣菜>
きんぴら/れんこんのきんぴら/らっきょうのしょう油漬け/らっきょうの甘辛煮/にんにくじょう油/ピーマンの葉の佃煮/しょうがの酢漬け/なすのからし揚げ/しぐれ煮
<山菜でつくる惣菜>
わらびのしょう油漬け/わらびのカット煮/ふきの田舎煮(野ぶきの田舎煮)/ふきのとうの佃煮/ウド-アクを上手に抜いて利用する/うどのごま和え/うどのしょうゆ漬け/ワサビ-辛みと香気がワサビ菜の特徴/わさび菜の酒粕和え/わさび菜のしょう油味
<きのこでつくる惣菜>
しめじの甘辛煮/しめじご飯の素/しめじのさんしょう煮/しめじの昆布煮/しいたけとこんにゃくの甘辛煮/しいたけの甘辛煮/山のきのこも楽しもう/山のきのこの甘辛煮
<豆と大豆加工品でつくる惣菜>
黒豆煮/酢大豆/油揚げのうま煮/しみ豆腐の含め煮
<ご飯物・すし・五平餅・おやきなど>
炊き込みご飯の素/変わりおこわ/押しずし/巻きずし/おはぎ(黒ごま、きなこ)/五平餅/おやき
<天ぷら>
食べたいけれどつくるのは・・・/農産加工だから特色が出せる/おいしくつくるコツ
<昆虫・獣の肉・魚などでつくる惣菜>
いなごの甘辛煮/蜂の子の甘露煮/ごぼうと「ジビエ」のうま煮/松前漬け/川魚のうま煮/川魚・山肉のくん製
●第4章 惣菜づくりをはじめよう
<加工所を立ち上げるときの心得>
経験して覚えていくしかない
毎日の生活の答えが農産加工
<惣菜の施設許可をとる>
保健所で惣菜加工の施設許可をとる
<そろえたい加工器機・器具>
ある程度の性能が必要
台所に毛の生えた器機ではムリ
惣菜加工に必要な器機
はじめにかかるコスト
<どこで販売するか>
販売ルートはふたつ
直売所での販売
イベントでの販売
解説(詳細)
■関連書籍
「小池芳子の手づくり食品加工コツのコツ1 ジャム類・ジュース・ケチャップ・ソース」
「小池芳子の手づくり食品加工コツのコツ2 果実酢・ウメ加工品・ドレッシング」
「小池芳子の手づくり食品加工コツのコツ3 漬け物・惣菜・おこわ・もち・テンペ・こんにゃく・くん製」
「小池芳子の手づくり食品加工コツのコツ4 農産加工所の開設・経営・商品開発」
「農家が教える加工・保存・貯蔵の知恵」
「農家が教える 発酵食の知恵」
「業務・加工用野菜」