書誌詳細情報
信州いいやま 暮らしの風土記

書誌詳細情報
信州いいやま 暮らしの風土記
この本のジャンル
解説
雪国・飯山の豊かな自然と地域のつながりの中で、神仏を敬い、家族や地域の人のつながりを大切に生きてきた飯山の衆。四季折々の自然の変化を読み取り、その特徴を上手に生かしながら暮らしや生業を営み、多彩な産物を生み出し、また地域の固い絆を育ててきた。こうした暮らしの知恵や心得、また自然や隣近所・地域との付き合い方の作法は、地域で共有していきたい財産である。本書は、社協が展開する「見守りとうど(田人)衆」の助け合い活動の一環として、こうした地域の財産をじじ・ばばから聞き取ってまとめたものである
目次
序章 ことわざの生まれたところ―飯山の風土と暮らし
1.豊かな自然資源と四季の変化
2.飯山の町の変遷と産業の発展
3.寺町文化と雪国の風土が培った精神性
T章 食文化―飯山に受け継がれてきた食べごとの世界
食の習わし/食の知恵/調理・加工の技/食自慢
U章 子育て・しつけ・付き合い―地域で育て、助け合う
食事の決まり事/子どもへのしつけ/地域・家族
V章 まとい・住まい―暮らしをつくる
まとい/住まい
W章 信仰・行事・儀礼―神仏とともに生きる
信仰・縁起かつぎ/禁忌・忌み/行事・儀礼
X章 自然・季節・気候―自然を読み取る
自然現象・季節の予測/天候の予測(晴れ・回復)/天候の予測(雨・雪)
Y章 生業―自然を生かす
作付けの心得―春・夏編/作付けの心得―秋・冬編/栽培の心得
資料―雪国の生活の知恵
1.衣に関すること
2.食に関すること
3.住に関すること
4.運搬に関すること
5.遊びに関すること
解説(詳細)
■関連書籍
「信州いいづな食の風土記」
「信州いいやま 食の風土記」
「長野の食事」
「江戸時代 人づくり風土記 長野」