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里海探偵団が行く!

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里海探偵団が行く!
この本のジャンル
解説
アメリカの科学雑誌に世界一豊かと認められた日本の近海。その里海の自然と人とのかかわりに注目し、カキ・もずく・海苔・煮干・ワカメを教材とし、漁家やNPOなど地域の人と交流・連携しながらすすめる5つの実践を紹介。また、煮干しの解剖や海藻おしばなど里海学習を広げる楽しい教材情報と市民の海洋リテラシーを高める海外の情報も提供。里山に比べてまだまだ進んでいない里海の環境教育に火をつける書。
著者
■著者紹介
寺本潔(てらもと・きよし)玉川大学教育学部教授。研究領域は地理教育論、生活科教育論、環境教育、子ども参加の町づくり論など。
佐々木剛(ささき・つよし)東京海洋大学海洋科学部准教授。日本における海洋教育の数少ない研究者。
角田美枝子(かくた・みえこ)東京都港区立光陽小学校長として海苔の学習を実践。現在、聖心学園幼稚園園長。
目次
プロローグ 教材の宝庫・里海に出かけよう
・第一章 里海の人々
まちかどの魚屋さんから学ぼう
魚市場の人に聞いてみよう
水産高校や水族館との連携しよう
・第二章 里海の教え
牡蠣の教え――里海から日本の漁業がわかる
もずくの教え――海の畑「沖縄のもずく養殖業」を応援しよう!
・海苔の教え――お台場を故郷と呼べる海へ
煮干しの教え――「虫大発生事件」を乗り越えて手作りの煮干しができた!
ワカメの教え――地元漁家が応援する海と生きる「産土タイム」
・第三章 里海が教材
フードマイレージと地図帳利用
煮干しの解剖
海の森を知る「海藻おしばづくり」
・第四章 里海から海洋へ)
ボラから東京の海を学ぶ
里海教育の重要な視点
・海洋教育で大学と連携しよう
エピローグ 日本の子どもたちにもっと海を
解説(詳細)
■関連書籍
「海と遊ぼう事典」
「自然の中の人間シリーズ 海と人間編 全10巻」
「訪ねる ふれあう 日本の里山 日本の里海 全6巻」