書誌詳細情報
人間選書217 「地域の先生」と創るにぎやか小学校

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人間選書217 「地域の先生」と創るにぎやか小学校
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解説
「これほどまでに、地域と一体となった学校を私は知らない」(中野重人氏評)。農家、大工さん、漁師、新聞記者、その道のプロを「地域の先生」にして生き生きとした体験学習に取り組むユニークな小学校の記録。
首都圏の都市近郊にこんな公立小学校があったなんて! 種まきから始める5年生の本格的稲作をはじめ、1年から6年まで全学年で栽培に取り組む。ニワトリ、ウサギはもちろん、山羊も羊も七面鳥もガチョウもいる。農家や寿司屋さん、大工さんなど、100人以上が「地域の先生」として授業に参加。21世紀の教育のキーワード「生きる力の教育」「学校と地域の連携」を先どりした夢のある小学校を写真と文で描く。
解説(詳細)
プロローグ それは鳥小屋づくりから始まった-地域の人とともにつくってきた学校環境
・釣り糸を垂れながら
・「ふれあい王国」建設のきっかけ
・600人で餅ひろい
・自由に遊べる工作室を
・卒業生と父母がつくった特大のヤギ小屋・牧場
・たくさんの「地域の先生」に支えられて
1.「きりのき農園」は今日もにぎやか-地域の農家がぼくらの先生
・ぼくたちのスイカと里芋ができたよ
・ポップコーンでもうかっちゃった
・パンのもとを育てよう
・種もみから育ててお餅をつこう
2.先生ばかりが先生じゃない-わたしたちの教室はまちのなか
・校庭いっぱいの手賀沼魚網
・機織りから地域の伝統工業へ
・よその家の冷蔵庫までのぞいた「住まいの工夫」調べ
・「ものの燃え方」を炭焼きを通して学ぶ
・先生も新鮮体験、遠くの「地域」と結んでさけを育てる
・琴の先生に負けずにぼくらの楽器をつくろう
・おじいちゃん、おばあちゃんがコーチ、ゲートボール部誕生
・体験者だけが伝えられる戦争のおろかしさと恐ろしさ
地域の先生を訪ねて
3.いつも音する「ゆめひろば」-学校環境を生かした遊びと学習
・ゆめひろば(工作室)-授業開始も気づかず大工仕事に夢中
・二小の田んぼ-きみはだれ?豪快どろんこ遊び
・じゃぶじゃぶ池・わくわく池-ダイナミックな遊びと実験の源
・くすのきとつげの木-大きな木々を実験台にしてみたら
・校庭・校舎-学校でとんでもないものつくっちゃった
・近くの田んぼ-今年こそ揚げるぞ!凧揚げ大会
・わくわく動物ランド日記
4.先生、黙ってみてて-自力と冒険、林間学校・修学旅行
・子どもが主役の二泊三日-林間学校
・こだわり、手づくりでハプニングも続出-修学旅行
エピローグ 巣立ちゆく子どもたち
我孫子二小の教育が目指すもの
資料・地域の先生、協力者、協力施設・協力団体、PTA役員、研究同人、指導講師
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