書誌詳細情報
人間選書199 食の原理 農の原理
人間選書199

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人間選書199
人間選書199 食の原理 農の原理
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解説
「食生活」ではなく「食べごと」の意味を考える。食生活というと生活全体から食を切り取った感じになり栄養とか健康とかいう機能の話になる。食べごと(食べ事)は食生活も住生活もあそびも労働も全部を溶け込んでいる。その広がりから食と農の原理を考える。
解説(詳細)
序章 農と食は同じ原理を持つ
1章 広がる「食べごと」ちぢこまる「食生活」
豊かな「食べごと」の世界
食べごとの原イメージ
食卓を荒廃する惣菜の料理化
からだが信号を送らなくなったとき
一九八五年「食べごと」風情
2章 つくることと食べること
この40年の食と農
なぜ旬はなくなったか
「産直」についての昔の議論、今の議論
3章 農から食へ発信する
感覚がリクツに負けた食生活
国際化から考え始めない
一九九三年大凶作
作って食べて余ったら売る