書誌詳細情報
人間選書115 「食生活指針」の比較検討

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人間選書115 「食生活指針」の比較検討
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解説
現代の食生活は「画一的」でばらばら。そこから生じる諸問題への対策として各国で出されたのが食生活指針。スウェーデン他六つの外国と農水・厚生両省、長野県の指針を比較検討する。
解説(詳細)
<1>「画一的」で「ばらばらな」現代の食生活
1.個人をみるか集団をみるかでかわる視点
2.食べているのは栄養素でなく料理・食品
<2>食生活論のための新しい視点
1.食生活論とその構成要素
2.「料理」と「食品」を要素とする視点
3.日本のトマトとアメリカのトマト
4.おふくろの味、わが家の料理
<3>日本型食生活提唱の背景と内容
1.それは農政審から始まった
2.農水省の食生活懇談会と「私たちの望ましい食生活」
3.献立を具体化した「日本型食生活のすすめ」
4.食事コンクールに見る日本の食事の将来像
4.厚生省のガイドライン「健康づくりのための食生活指針」
1.「食生活指針」を生んだ行政的環境
2.栄養学的基盤にたつ「食生活指針」
3.「食生活指針」の内容と特徴
<5>世界各国の食生活指針・その背景と特徴
1.アメリカ合衆国
2.ノルウェーの「毎日の食事」
3.「カナダ食生活ガイド」
4.スウェーデンの「食事と運動」
5.デンマークの「よりよい生活」
6.イギリスの巻き返し
7.西ドイツ「理想的な食事のための10のルール」
8.県レベルで具体化した「長野県県民食生活指針」
9.九つの「指針」の共通性と個性
<6>食文化と食生活論を検討する
1.食べることの本当の意味
2.人はパンのみにて生くるにあらず
3.人間は「文化」の中で生きる
4.食べものは文化の中で食品となる
5.十二単の文化から身軽な文化へ
<7>これからの食生活を求めて
1.人間欲求のピラミッド
2.生理学的ニード
3.安全性のニード
4.愛と帰属のニード
5.尊厳のニード
6.自己具現のニードと、知り・理解するニード
7.国・地方自治体・個人の役割
■関連書籍
「復刻 昭和二十年八月 食生活指針」
「世界各国の食生活指針 スウェーデン・食事と運動」
「世界各国の食生活指針 スウェーデン・正しい食事」
「世界各国の食生活指針 ノルウェー・毎日の食事」
「世界各国の食生活指針 アメリカ・食べることってなぁに」
「世界各国の食生活指針 カナダ・食生活ガイド・ハンドブック,食事と栄養のためのショッピング」
「世界各国の食生活指針 インドの食生活に学ぶもの」
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