書誌詳細情報
景観形成と地域コミュニティ

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景観形成と地域コミュニティ
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- 農文協 公開書誌 >> 教養書 >> 地域・環境・エコロジー
解説
安直な政策的景観形成への動向に警鐘を鳴らし、人々の生活や時代の変化のなかで、生活と景観の維持・創造に住民らがどのように関わってきたのか。地域資本を増大させる地域コミュニティの役割を解明。
解説(詳細)
1章 景観論と景観政策
1.生活と住民への視点
2.行政の景観政策の変化
3.地域資本と生活環境主義
2章 コミュニティと景観−竹富島の町並み保全
1.町並みを支えることとは
2.竹富島の町並み景観
3.竹富島の「町並み保存運動」
4.竹富島における生活の仕組み
3章 資源と景観−阿蘇山の草原
1.生産領域の景観
2.二つの「資源」
3.遠ざかる資源
4章 開発と景観−新空港建設・大型リゾートホテル開発・文化財保護
1.三つの新聞記事
2.開発を問う視座
3.白保のサンゴ礁
4.竹富の町並み
5.恩納村の海面利用秩序の形成
6.社会的仕掛けの創出
5章 暮らしの本願と景観−山村の伝統芸能
1.景観をとらえる視点
2.山村の怒り
3.暮らしの輪郭
4.くり返しの力
6章 観光開発と景観づくり
1.地域活性化型観光開発
2.近代化による湖の変貌−中国・白洋淀
3.生業と景観の破壊の後に−霞ヶ浦・潮来
4.近代化から景観を守る−イギリス・湖水地方
5.地域資本とお国自慢
■著者紹介
○鳥越浩之(とりごえひろゆき、早稲田大学人間科学学術院教授、村研会長)『家と村の社会学』『地域自治会の研究『環境社会学の理論と実践』など。
○家中茂(やなかしげる、鳥取大教育学部准教授、村研年報編集長)『地域の自立、シマの力』
○藤村美穂(ふじむらみほ、佐賀大学農学部講師、村研。「『在地性』の視点から農山村を考える。
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