書誌詳細情報
三澤勝衛著作集4 暮らしと景観

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三澤勝衛著作集4 暮らしと景観
この本のジャンル
- 農文協 公開書誌 >> 全集 >> その他 >> 宮本常一とあるいた昭和の日本
解説
地域風土を生かす産業と自己発見教育の探究は、さらに発展して地域の暮らしや景観、地域への共感・愛着など個性的で心通い合う「風土生活」が営まれる魅力ある地域つくりへと向かう。この巻では、「風土生活」や、地域計画の視点、風土を生かした冷害対策や農村工業、健康-環境-住まい-食生活-産業がつながる地域生活、地域自然を取り込み一体化した民家風景の諸相など風土生活とそのたのしみなどの小論文を紹介。あわせて、三澤の風土の思想をどう受け止めるか各界で活躍する方々の発言。三澤の生涯と仕事についての研究的論文も掲載。
解説(詳細)
<暮らしと景観 論文集>
自力と他力-「風土生活」のすすめ
地方の暮らしと産業の再生は「風土の偉力」で-地方開発と郷土的意識
大自然との調和美、民家の旅-南信地方の民家風景とくに天竜川流域について
山地と平場をつないで地域丸ごと温泉後援を-温泉地諏訪建設の提唱
乾燥風土をさらに生かす産業連環で強固な経営と暮らしを-坂城の地理的観察
「若い谷」の美しい産業と暮らしの景観-鬼無里の渓谷
梅樹の分布が語る風土性-渓谷がつくる風土を究明
住みやすく住みがいあるむらをめざして-農村計画の制定とその提唱
<三澤「風土学」私はこう読む>
「風土」の思想・農の思想-内山節・鳥越皓之・宇根豊・山下裕作
教育創造と教師像-中村和郎・里見實・岩崎正弥・勝野美江・藤本勇二・下育郎
産業・暮らし・地域づくり-結城登美雄・吉本哲郎・井上弘司・池田玲子
建築・土木と景観形成-藤森照信・藤井聡
「風土産業」としての農業-楠本雅弘・栗原浩・津野幸人
<三澤勝衛の生涯と教え>-吉野正敏・金子佳正
■著者紹介
三澤勝衛(みさわ かつえ)1885年(明治18)長野県更級郡更府村(現長野市信更町)生まれ。長野県諏訪中学(現長野県諏訪清陵高校)の地理の教師として教壇に立ちながら、独自の視点で地域の個性=風土をとらえ、風土を生かした人々の暮らし=風土生活や農業、産業=風土産業を提唱し、住民や指導者との交流や講演会を精力的に行なってきた 。
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