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図解 これならできる山を育てる道づくり

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図解 これならできる山を育てる道づくり
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解説
使うのは山の表土や間伐材など現地素材のみ。沢水は上手にやり過ごして、自然を活かし手間もコストもかけずにやる、雨に崩れにくい道づくり。斬新かつ自然調和的な「四万十式工法」の理論と実際を、多くの図と写真で紹介。
著者
目次
第1章 山に道をつくる-「四万十式作業道」の魅力
第2章 新しい作業道づくり-「四万十式作業道」とは
1 従来の林道とこれからの林道
2 垂直切土のメリット
3 切土重視から盛土重視へ-信頼できる盛土をつくる
4 「表土ブロック積み」と「根株積み」
5 水を克服する-雨水処理が崩れない林道のカギ
6 沢水は「洗い越し」で流す
7 その他の構造物
第3章 新しい山の道のつくり方<計画篇>
1 最適ルートを見つける-集材・運材から導かれる道の条件
2 最適ルートを見つける-地形・地質条件を見わけるポイント
3 必要な道具・機械と人員
4 費用と手続き
第4章 新しい山の道のつくり方<作業手順篇>
1 計画と準備
2 表土ブロック積み工法の手順-伐採からバックホー作業まで
3 雨水処理のラインのつくり方-路面のカタチと仕上げ
4 S字カーブ(ヘアピンカーブ)とスイッチバック工法
5 「洗い越し」工の手順
6 林業開設後の注意点とメンテナンス
第5章 各地で進む四万十式作業道 事例紹介
解説(詳細)
■関連書
『図解 これならできる山づくり』
『「植えない」森づくり』
『自然生態修復工学入門』
『木の家に住むことを勉強する本』
『近くの山の木で家をつくる運動宣言』
『ウッドマイルズ』
『林業再生 最後の挑戦』
『木材革命』
「林ヲ営ム」
読者カード
「理想的な山林経営法にみちびく糸口になると思います」。(兵庫県・56歳)