書誌詳細情報
だれでもできる果樹の病害虫防除

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だれでもできる果樹の病害虫防除
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解説
果樹防除のコツは散布回数よりタイミングと量が大事。とくに生育初期はたっぷりかける!など、本当の減農薬を実現させるための根拠≠ノ基づく農薬知識、科学的防除法を解説。たしかな「防除力」を身につける。
目次
●序章 防除は危機管理-「予防」と「駆除」でリスク回避
「予防」プラス「駆除」で防除
防除は危機管理
●1 防除の考え方と手段
1.発生要因から防除を考える
2.環境条件を制御する
3.樹体を制御する
4.病害虫を制御する
5.上手な薬剤散布とは
6.防除は総合力で勝負
●2 上手な薬剤の選び方
1.薬剤選びの基本
2.剤型で選ぶならフロアブル剤
3.使用薬剤の一覧表をつくる
●3 薬剤散布はタイミングが大切
1.散布判断のタイミングはどこで
2.休眠期(発芽前)防除を駆使する
●4 農薬を上手に使うコツ
1.農薬=魔法の薬ではない
2.防除の組み立ての基本
3.病気と害虫で違う農薬の使い方
4.混用散布のかしこいやり方
5.量は必要な部位にたっぷり付着させる
6.葉の表と裏、散布農薬はどちらにつける?
7.果実糖度を下げない防除とは
8.耐性菌や抵抗性害虫を出さなくするには
●5 雨を制する者は病害虫を制する
1.雨は病原菌の広がりと感染に欠かせない
2.雨の前と後、防除はどう違う?どちらがいい?
3.農薬の持続期間も雨で決まる
●6 防除の武器を使いこなす
1.展着剤を効果的に使う
2.ノズルしだいで防除効果は大きく変わる
3.スピードスプレーヤーでムラ・ムダなく散布する工夫
4.ぜひそろえたい常備薬-マシン油とボルドー、石灰硫黄合剤