書誌詳細情報
病家須知 全3冊(分売不可) ★お問合せ下さい

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病家須知 全3冊(分売不可) ★お問合せ下さい
定価 30,381円 (税込)
ISBNコード 9784540061462
出版 農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数 B5上製・箱T入り
在庫 なし
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この本のジャンル
解説
『病家須知』は、江戸時代の町医者が庶民向けに書いたわが国初の家庭看護の本。このたびこれに現代語訳と詳細な注・索引・解説をつけて刊行した。
「日々の養生法」「病気の家族の看護法」「救急処置」から子育て、終末ケア、
医者の選び方、自然なお産まで網羅。専門家まかせ・薬だよりの現代人にも大いに参考になる知恵の宝庫だ。
たとえば子どもが食あたりで苦しんでいるときに、現代の親ならばあわてて救急車を呼ぶことしかできないかも知れない。しかし『病家須知』では手足が冷えていないか、胸が締めつけられるような痛みはないかを見て、灸をすえたりしょうが湯を飲ませたり、場合によっては強引に吐き下しさせるなどの手当てが載っている。体調をよく見る「目」と専門家に頼る前にできることの「ひきだし」の豊かさに感心させられる。
とっさの手当ても詳しい。やけどに卵油、めまいに酢、手足のしびれにカラシ温湿布。蛇毒に柿、蜂刺されに里芋の茎。打ち身や脱臼の手当て、包帯の巻き方まで。あくまでも一般読者を念頭に書かれたもので、きわめて日常的な技術のオンパレードだ。
こうした知恵を身につけている人は、内なる自然の調和を感じる生き方ができる人だ。この『病家須知』を現代語訳と詳細な注・索引・解説がついた決定版で刊行する。
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解説(詳細)
1 翻刻・訳注篇上
病家須知第1巻/病家須知第2巻/病家須知第3巻/病家須知第4巻
2 翻刻・訳注篇下
病家須知第5巻/病家須知第6巻/とりあげばば心得草上巻/坐婆心得草下巻
3 研究資料編
1 研究篇/2 資料編/3 索引
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