書誌詳細情報
だれでもできる 果樹の接ぎ木・さし木・とり木

書誌詳細情報
だれでもできる 果樹の接ぎ木・さし木・とり木
この本のジャンル
解説
苗木として仕立て上げる、あるいは高接ぎ枝が結果するまでのケアこそが、肝心カナメ。切り方、接ぎ方、さし方の実際から、本当に大事な接いだあとの管理まで豊富な図と写真で紹介。初心者からベテランまで役立つ。
解説(詳細)
T 自分でやる果樹繁殖の楽しみ
U 「これで成功・安心」のポイント
V 樹種別繁殖の実際
リンゴ/ナシ・西洋ナシ/核果類(モモ・スモモ・ウメ・オウトウなど)/ブドウ/クリ/クルミ/カキ/イチジク/キウイフルーツ/ビワ/ブルーベリー・木イチゴ・スグリ類/カンキツ類/熱帯果樹(アボカド・マンゴー・パパイヤ・パッションフルーツなど)
-------------------------------------------------
■著者
小池洋男(こいけひろお、元長野県果樹試験場)編
-------------------------------------------------
■編集者より
さし木や取り木、また枝変わりを高接ぎして自家繁殖する果樹農家は多い。多くの果樹農家にとって苗木づくりや高接ぎは基本の技術であり、また、それを通して果樹の特性や栄養生理の理解を深める場にもなっている。
近年この果樹繁殖について描かれた本はなく、多くは草花や花木など趣味園芸の人のためのものでしかなかった。また、以前出た本もその多くは、接ぎ木やさし木(切り方、接ぎ方、さし方)の教科書的記述が主体で、苗木として仕立て上げるとか、高接ぎ枝がちゃんと結果するまでの管理を紹介するというふうではなかった。
本書の特徴はそこをきちんと押さえ、実際的な自家繁殖の本としたことである。そういう意味で、新規に果樹園芸を始める入門者だけでなく、ベテランにも役立つものとなった。もちろん、菜園やコンテナ(鉢)で趣味で果樹をつくって楽しむ人にも十分本書は使えるし、プロのワザとして役に立つ。
-------------------------------------------------
■関連書
『イネのプール育苗』
『養分バランス施肥』