書誌詳細情報
イネゲノム配列解読で何ができるのか ★在庫僅少

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イネゲノム配列解読で何ができるのか ★在庫僅少
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解説
イネの全ゲノム塩基配列が解読されたが、それによって今後のイネ研究や栽培技術、さらには収量・品質の向上にとってどのような可能性が開けるのか、イネ研究者グループが将来の目標と戦略を提案する。用語集付き
著者
■著者(刊行当時の所属です)
編者:矢野昌裕(やの まさひろ)(独)農業生物資源研究所 分子遺伝研究グループ応用遺伝研究チーム長。松岡 信(まつおか まこと)名古屋大学 生物機能開発利用研究センター教授。
執筆:井澤 毅((独)農業生物資源研究所)、芦苅 基行(名古屋大学)、杉本 和彦((独)農業生物資源研究所)、瀬尾 茂美((独)農業生物資源研究所)、平林 秀介((独)農業・生物系特定産業技術研究機構 作物研究所)、川崎 努(奈良先端科学技術大学院大学)、福岡 修一((独)農業生物資源研究所)、伊藤 純一(東京大学)、野々村賢一(国立遺伝学研究所)、土井 一行(九州大学)、藤原 徹(東京大学)、川越 靖((独)農業生物資源研究所)、岩田 洋佳((独)農業・生物系特定産業技術研究機構 中央農業総合研究センター)、蛯谷 武志(富山県農業技術センター)、草場 信((独)農業生物資源研究所)、馬場 知哉(慶應義塾大学)
解説(詳細)
■編集者より
イネの全ゲノム塩基配列が解読したことを受けて、分子遺伝学や分子生物学の独立法人、大学の中堅から若手研究者が、現在のイネ研究の課題と今後の方向について検討し、提案書としてまとめたものである。内容は、決定されたゲノム塩基配列を活用して、「どこでも、誰でも、美味しく、たくさん、おコメがとれるイネ」=「理想のイネ」をつくり上げていくことを目標に、分野ごとに現在の課題と今後の展望と可能性が示されている。
イネの研究者でも、ゲノム解読でなにができるのかについて認識している人は少ないし、自分の研究課題との連関についての把握も不十分なように思われる。遺伝子や分子レベルの研究者だけでなく、それ以外の研究者にとっても今後の研究課題を検討するうえで本書はひとつのよりどころになるはずである。農学や生物学の一般研究者にも読めるよう、現在の栽培や育種の課題との接点を明確にするとともに、用語集つけるなど読みやすい工夫をして発行。
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■関連書
『栽培植物の進化』
『育種の原点』
『稲学大成 全3巻』
『コシヒカリ』
コメント
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