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消えた山人 昭和の伝統マタギ

書誌詳細情報

消えた山人 昭和の伝統マタギ

著者 千葉克介
塩野米松 解題

定価 2,700円 (税込)

ISBNコード 9784540151002

発行日 2019/08

出版 農山漁村文化協会(農文協)

判型/頁数 B5 160ページ

在庫 あり

この本のジャンル

著者

千葉克介(ちば・かつすけ) 1946年、秋田県角館町生まれ。写真家。1970年から東北を中心に活動。太田雄治著『消えゆく山人の記録 マタギ』(翠楊社、1979年)で撮影を担当。以後、マタギに興味を持ち、撮影を続ける。1988年「黎明舎」設立。世界環境写真家協会会員。2000年、全国観光ポスター展で銀賞受賞。『十和田 奥入瀬 八甲田』(旅行読売出版社)、『千年ブナの記憶』(撮影担当、七賢出版)、『紅葉をとるカメラワーク』(主婦と生活社)など著書多数。

塩野米松(しおの・よねまつ) 1947年、秋田県角館町生まれ。東京理科大学卒。作家。法隆寺の棟梁・西岡常一の聞き書き『木のいのち木のこころ』、(新潮文庫)、『木の教え』(ちくま文庫)、『失われた手仕事の思想』(中公文庫)などベストセラー多数。芥川賞候補4回。絵本『なつのいけ』(絵・村上康生)で日本絵本大賞。

目次

目次

まえがき
地図――秋田県内の主なマタギ集落と取材地

伝統的なマタギの世界――大正・昭和初期の姿

 装束
 履物
 猟具
 その他の道具
 装束と道具の着用
 呪物と信仰
  オコゼ/磐司磐三郎伝説
 マタギ薬
  クマの胆/偽クマの胆
 マタギ宿

玉川マタギ――集団的クマ猟と生活技術

 春マタギ
  山入り/マタギの登山技術/ショウブの声/クマの爪痕/クマの根かじり
 門脇シカリのマタギ語り(『隆吉の七十年』より)
  隆吉のマタギの話/マタギ犬「アカ」
 シナリ(綱)の使い方
 マタギ小屋
  大深沢の小屋/小和瀬の小屋
 小屋がけ
 火起こし
  火の起こし方/火打石とモグサ/タイマツ作り
 大深沢の恵み

百宅マタギ――山の神信仰と熊祭り

 冬の百宅
 春の訪れ
 クマ狩り
 ケボカイ
 熊祭り
 山の幸と保存食
 金子家のマタギ道具
 村田銃の弾作り
 山の神祭り
 隣村・笹子の山の神祭り

里マタギ――伝統的ウサギ猟
 巻狩り
 ヒクグシ猟

鷹匠――クマタカによるウサギ猟
 鷹狩り
  道具と技
 トヤ(鷹小屋)
  最後の鷹匠

【カコミ】
マタギ語源説/マタギとイカ釣り/ワラダ打ち/勢子の叫び/焼山ホワイトアウト/ブナの恵み/コブグマの伝説/叫び沢と殺生谷/私の先祖もマタギだった

あとがき
参考文献
資料提供

解題  塩野米松

解説(詳細)

昭和最後の9年間、わずかに残る伝統マタギの集落に通い、狩り、皮はぎの神事、熊祭り、山の神祭り、小屋がけ、火起こし、装束や猟具など撮影した記録。347枚の写真と聞き書きから伝統マタギの全貌が浮かび上がる。

【関連書籍】
「職漁師伝 渓流に生きた最後の名人たち」
「小国マタギ共生の民俗知」
「糧は野にあり」
「シカ イノシシ利用大全」

■特集ページ「編集室から とれたて便」

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