真冬に麦の穂
2016年1月21日
新年初の更新となりました。
みなさま、今年も屋上菜園と「のらのら」をどうぞよろしくお願いいたします!
今年は暖冬?といわれていましたが、
今週は東京でも雪が積もるなど、ようやく冬らしい気候になってきました。
そんな中、屋上で発見したもの。

!!
小麦の穂じゃありませんか!
こんな真冬に、もう出ちゃったの?
もう少し引いた写真がこちら。

あらあら、茎がすっかり伸びて。
こちらの小麦は、昨年の10月に読者プレゼント用のタネの発芽率を確かめるために試験的にまいたもの。
タネをまいた編集部のKさんはその存在すら忘れていたのですが、園芸部名誉顧問が大切に育ててくれていたのです。
関東地方ではふつう11月に麦のタネをまき、冬は地を這うように過ごし、3〜4月に茎が伸びて花が咲き、5月に実ります。
屋上で11月にまいた大麦たちは、今こんな感じ。

うん、地べたに這いつくばる様子が冬らしい。
冒頭の麦はタネまきが早すぎたのと、暖冬の影響か、成長が進んで真冬に小さな体で結実してしまったようです。
それにしても、麦って本当に寒さに強いのですね。
あの雪の中、こんなに青々と、立派な穂を実らせていたとは。
「のらのら」最新号の2015年冬号では、麦の特集をやっています。
麦はイネよりもずっと簡単に栽培できて、麦茶や麦ごはんやクッキーなどを意外と手軽に自給できちゃいます。
栽培から加工・料理のアイデアまで、じねん道さん監修でわかりやすく紹介している保存版!お手元に置いておいてもらえると、きっとお役にたつとおもいます♪
こんな素敵な麦ワラ飾りのつくりかたも載っています。
麦ワラがなくても、プラスチックのストローでもかんたんにつくれますよ!(ま)

おすすめ本 〜今日の一冊〜
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