のらのら秋号、完成!
2014年7月30日
「のらのら」2014年秋号、完成しました!





おすすめ本 〜今日の一冊〜
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2014年7月30日
「のらのら」2014年秋号、完成しました!
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2014年7月22日
屋上菜園日記なのに、「畑撤去」とは、ものものしいタイトルですが。
屋上菜園の中心だった、ビニールシートを敷いて木枠で囲い、土を入れてつくっていた畑が、このたび撤去されることになりました。撤去と言っても、植えられていた植物(のうち主要なもの)たちは、大型のプランターに引っ越しをしています。
「お、来たな」(総務の我孫子さん)
撤去することになったいちばん大きな理由は、屋上の真下、編集部のある4Fの天井で発生した、雨漏り。 現在は、応急処置をして雨漏りをガードしていますが、おそらく、原因は畑だろうとのことです。
「ダンゴムシが多いね」
もじゃもじゃに張りめぐらされた根。そしてものすごい数のダンゴムシ。たまに捨てられるスイカの皮などの野菜クズは、彼らが主に分解していると思われます。ダンゴムシって野菜も食べるのですね。。
ふつう、屋上緑化をしている屋上では、防水対策など考えられた床(屋根?)になっているそうですが、農文協はふつうの屋上。こんなふうに、ビニールシートを破って根が張りめぐらされているということは、ふつうに張られている床シートを根が突き破り、そこから雨漏りしたことも考えられ……
今後、改装したりすることも考えて、畑はやめたほうがよい、ということになったのでした。
なにはともあれ、大変な作業。お疲れさまです。(な)
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2014年7月18日
こぼれダネから発芽したベビーリーフレタスを10cm間隔くらいで定植しておいたら、どんどん成長して大人のリーフレタスになり、ついにはとう立ちして花が咲きはじめました。
2014年7月17日
屋上の小さな鉢にひっそりと植えられたサトイモに……
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これは、セスジスズメガの幼虫。サトイモによくつく害虫で、尾にぴーんと1本毛?(尾角)がついているのが特徴です。ヤママユの幼虫とは、ちょっと違った風体ですね。
もう、感心してしまうほどの食べっぷりで、あっという間に葉っぱがなくなっていきます。農業総覧の病害虫診断編には、「太い葉脈だけ残して食害する…」という一節がありましたが、葉脈もやわらかいのか、葉っぱ丸ごと全部食べているようです。あっぱれな食欲。
サトイモの鉢は残念なことになり、葉っぱだけをビンに挿して、室内にお引っ越し。老齢になるにつれ、体の色が薄くなるようです。
編集部のある4Fの踊り場で飼われて(?)いる害虫。見た人は、「うわっなにこれっ」と一瞬ひるみますが、みんななぜだか足を止め、まじまじと観察してしまうのです。(な)
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2014年7月15日
最近、何度か登場しているゴボウ(キク科)の花。
花そのものの紹介はしていなったようなので、改めて。
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2014年7月10日
各地で大雨を降らせている台風8号、ずっとのろのろ前進でしたが、速度を上げて日本列島を縦断しています。
暴風域がなくなったとはいえ、台風は台風。農文協の屋上菜園でも大風への備えをしました。
あらゆるプランターを横倒しにします。
(写っているのは、我らが園芸部部長、和田さんです)
私たちがマゴマゴしている間に、部長がほとんど作業を進めてくれました。使えない部員でごめんなさい!
あらかじめ倒しているほうが、風によって葉や茎が傷つく被害が少なくすむんですって。
土がこぼれないの?と心配する方もいるのですが、この時期になると、植物の根が土表面にも張っているので、ほとんど土はこぼれません。
バケツイネもこのとおり。
ちょっと水がドブくさくなってきたバケツもあったので、ちょうどいい中干し(田んぼから水を落とすこと。土が空気に触れることで有機物の分解をうながしたりする)になりました。
じつは、出穂(しゅっすい、穂がでること)をはじめたイネもあります。なるべく葉が傷つきませんように…。
先日ご紹介したゴボウの花も、台風対策です。
トウ立ち(花茎が伸びること)して140pくらいに伸びているので、支柱をたてました。支柱にヒモをくくりつけて屋上の手すりと結び、支えています。「三方からヒモをひっぱっているので、どの方向から風がきても倒れない!(たぶん)」と部長。
屋上も、各地の農産物も、みんなの暮らしも、どうか被害が最小限ですみますように。(ま)
2014年7月9日
日に日に緑が濃くなる屋上でハンゲショウ(別名「半化粧」)と競うように、夕方になると咲きはじめるのは、オシロイバナ(白粉花)。
オシロイバナには、「夕化粧」という別名があります。
オシロイバナの花の色は、ふつう赤、黄、白で、2色が混ざったものもありますが、屋上のオシロイバナは、、、
ごらんください。一つの花に3色が混ざっていて、なんとなくトロピカル。
同じ株に咲いている花でも、みんな色の出かたがちがいます。
これは、園芸部長の和田さんが、たまたま道端で見かけた3色オシロイバナから落ちたタネを持ちかえり、屋上に播いて増やしたもの。
タネがほしい方、「のらのら」のタネ交換コーナーでちょっぴりですが、放出しますよ。(播いたタネすべてが3色になるわけではなく、ある程度の割合で3色の花が出るようです)
オシロイバナと言えば、昔の子どもたちは、タネをすりつぶして、白粉代わりにして遊んだとか。黒く熟したタネ(果実)から皮をはぎとり、出てきた種子(胚乳)を手のひらの上ですりつぶすと、みごとに白粉のようなまっ白い粉に。
もっとたくさんとって、水でのばして顔に塗ったら、色白美人になれる、かも?(な)
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2014年7月7日
ちょっとすぎてしまいましたが、7月2日は「半夏生」(二十四節気「夏至」の雑節〈七十二侯〉の一つ)。
農業にとってとても大事な節目の日で、かつては、この日までに農作業(田植え)を終え、その後数日は休みとするところもあったとか。
ちょうどこの「半夏生」のころ、見ごろを迎えるのが「ハンゲショウ」(ドクダミ科)の花。
屋上の畑をぼんやり見ていたら、「あっペンキかかってる!」と二度見してしまいましたが、まさか、ペンキなわけありません。
葉の表面が半分だけ白く変化するので、「カタシログサ」、さらに「半化粧」なんていう別名もあるそうです。
ハンゲショウが半分だけお化粧するのは、花弁に見せかけて虫を呼ぶためらしいですが、「半化粧」なんて字を見ると、片方の眉毛を描き忘れて通勤した、ありし日のことを思い出したりして、なかなかどっきりしてしまいます。(な)
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こども農業雑誌『のらのら』編集部がお届けするブログ。
東京・赤坂にある農文協本部ビルの屋上菜園のようすや、編集部が各地でゲットした旬の話題をお届けします。
屋上菜園では、職員の趣味のクラブ「園芸部」が、イネや野菜、花、果樹などいろいろな植物をそだてています。
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