書誌詳細情報
ほんとうの空の下で
The tale of the old man& his dog

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The tale of the old man& his dog
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解説(詳細)
山の中で暮らすおじいさんと愛犬シマの暮らしは冷蔵庫やテレビはなく、水は湧き水、煮炊きや暖房、風呂は山林から切り出した薪。わずかな年金収入を割いて近くの小学校の子どもたちへの本代にあて、子どもたちに幻灯をみせる。
そのおじいさんとシマを福島第一原発事故が襲う。おじいさんとシマは時に離ればなれになりながら避難所、仮設住宅、シニアホームを転々とするが、避難先でも子どもたちのために幻灯会を行っていた。だが度重なる転居による体力の消耗でシマもおじいさんも亡くなってしまう。
「子どもは明日への希望」を信じた浪江町の川本年邦さんの生き方を知ってもらえればと制作された絵本。文字はなく、やわらかい鉛筆画でつづられている。
読者カード
◆日本農業新聞 2019年2月26日で紹介。「失われた日常忘れないで」老父と愛犬 淡々と 絵本ロングセラー…著者「原発事故があった時、こういう人が生きていたんだということをたくさんの人に知ってほしい」
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