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花とミツバチの物語

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解説
ハチミツとミツバチの違いとは? ミツバチの生態は? ミツバチに必要なミツ源は? といったミツバチについてのすべてについてをまとめたエッセイ。著者が自らの足で全国を回って養蜂家に聞いた話は、専門的でありながらも、誰にでもわかりやすく読みやすく書かれている。また、著者の目線でミツバチの活動時期を狙って撮り続けた写真もふんだんに盛り込まれ、採ミツの様子などもよくわかる。ミツバチの減少が懸念される昨今だが、ミツバチが生きられない環境は、ひいては人間も生きられない環境なのだということを実感させられる一冊だ。
著者
岩村文雄(いわむら ふみお)
フリーライター。コピーライター養成講座を修了した後、広告制作プロダクション勤務を経て、1990 年よりフリー。新聞や雑誌広告、企業のパンフレット、情報誌などの仕事のかたわら、ライフワークとして野菜・くだもの、老舗や職人の仕事、ミツバチと環境などをテーマに取材を続けている。著書に『畑の花を訪ねて』(恒文社)、『手わざの守人〜新潟の稀少手仕事〜』(新潟日報事業社) などがある。
目次
第一章 ミツバチが大好きな花たち 11
1 草本 14
春を感じさせるレンゲ畑 14
黄色がまぶしいナノハナ 22
虫たちが飛び交うソバ畑 29
牧草としてのクローバー 33
2 樹木 37
甘い香りに包まれるアカシアの林 37
たくさんの花を咲かせるトチノキの大木 42
シナノキのミツはボーナス 47
期待できるサクラミツ 52
3 果樹 57
西日本の代表的なハチミツ、ミカン 57
津軽の春を彩るリンゴの花 63
4 百花ミツ 67
毎年違う味が魅力の百花ミツ 67
5 花粉源 73
ミツバチの成長に不可欠な花粉 73
第二章 ハチミツって、何だろう? 83
花ミツからハチミツへ 84
国産ハチミツはわずか6%ほど 87
○○のハチミツができるわけ 88
花とミツバチと養蜂家の関係 90
花と虫たちのバトル 91
子育てに欠かせない花粉 93
役割分担するミツバチ 94
ハチミツを搾るのは晴れた日の朝早く 96
春に間に合うようミツバチを育てる 98
第三章 今や園芸農業に欠かせないミツバチ 101
イチゴ 103
サクランボ 107
ミツバチが授粉を担う野菜・くだものの花 110
第四章 ミツ源が危ない!!
ミツバチが危ない!! 117
ミツ源が減り続けている 118
アカシアに伐採の危機 121
レンゲの花畑が周りにありますか? 127
ミツバチは農薬に敏感 130
花粉交配用ミツバチが足りないという事件が! 134
気候がおかしい 140
第五章 ハチミツが採れる環境をいつまでも 145
子どもや孫たちのために植林 146
ミツバチやミツ源への関心の高まり 154
ミツバチが暮らせる環境は人にも心地いい 158
おわりに 163
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