書誌詳細情報
先祖の話 新訂

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先祖の話 新訂
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解説
家族の健全な幸せは先祖をまつることと説く本書は、現代社会に見失われた「生と死の尊厳」を回復する警鐘の書でもある。死者は33年後には「祖霊」(先祖の霊)となり、氏神様となって子孫を見守り悩み苦しみを加護するという日本の固有信仰を初めて体系的に説き明かした柳田「神観念」総決算の書。
目次
自序
二通りの解釈
家督の重要性
盆と正月の類似
暮れの魂祭
常設の魂棚
三十三年目
自然の体験
二つの世の境目
二つの実際問題
柳田家の「先祖の話」 柳田冨美子
『先祖の話』の執筆と刊行 田中正明
新訂版『先祖の話』発刊によせて 小畠宏充
主要参考文献