書誌詳細情報
農業と農政の視野/完
論理の力と歴史の重み
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論理の力と歴史の重み
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解説
軸の定まらない農業政策に翻弄される日本の農業・農村、そして農政について、しなやかな論理の積み上げから問題群へ接近する。常に現場に思いをはせてきた著者の確たる視座から、何を見て、どう考えるのか?『農業と農政の視野』『続・農業と農政の視野』に続く第3弾、そしてシリーズ完結編。
目次
パートⅠ 食と農の見取り図
経営の数より人材の数/職業としての農業を選ぶ/農業とICT/生産工程の品質/経験財と信用財/内部化される外部経済・不経済/食産業の安定性/初心者のトレーニング/食の二面性/食の外部化率/ コモンズ再考/現場の感触/ウンカに再会
パートⅡ 揺れる農政
食料と農業の現在地/アジアの食料自給率/他人ごとでないフード・セキュリティ/食料・農業・農村 基本計画とは何か/数字ありきを避ける/手段としての農地バンク/水の流れと農地集積/地味でも大 切/米政策のポイント/生産調整の現場/白い目玉焼き/TPP大筋合意と今後の農政/六兆一〇〇億円 /大きく膨らんだ政府試算/政策研究の問題意識
パートⅢ 農村の四季
若者を応援する/女性農業者の発想/歴史を振り返る/中山間の奥の深さ/熊本地震と酪農組織/イン フラ再建の支援/中国農村のニューウェーブ/イギリスの農村空間/ていざなす/悉皆調査
パートⅣ 次の世代へ
人材育成の場/論文作成と研究交流に思う
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