書誌詳細情報
「森林・林業再生プラン」で林業はこう変わる!

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解説
「森林・林業再生プラン」が、いよいよ実行段階を迎えています。
プランの考えを理解し、その制度を積極的に生かし、地域の立場でよりよい活用方法を具体的に提案したのが本書です。
わかりづらい補助制度の詳細解説、具体的な活用方法。
人工林のみならず、広葉樹林など多様な森の整備、そして地域を生かした経営モデル創出。
国産材市場の変化、持続的な木材ビジネスのあり方。
そして森林所有者が潤ってこその林業改革の進め方とは。実践者がその手法を語ります。
目次
1章 私の提言-再生プランで補助制度はどうなる
後藤國利(百年の森健全育成実践クラブ代表、林業家、前・大分県臼杵市長)
危機感が乏しいことが最大の危機
過去を清算し、抜本的に再構築するリストラ
直接支払いでどうなる
森林計画作成上の留意事項
森林経営計画は単なる集約化計画ではない
壊れにくい路網整備は最重要事項
路網整備は森林経営計画に不可欠
路網計画を立てるにあたって
特定受託者が手掛けるべきは森林作業道
間伐計画と成長量・伐採量・残存量把握の必要性
2章 民間主導型の自立経営に向けて 再生プランをどう実行する
後藤國利(百年の森健全育成実践クラブ代表、林業家、前・大分県臼杵市長)
―今必要なのは各自の基本戦略だ!
地域づくりは市町村の責務
財政と支援財源の環境変化
従来の森林整備常識を乗り越える必要
再生プランの負の側面も想定しなければ
地域の文化と森林の品格の構築も
3章 岡田秀二岩手大学教授に聞く-地域を活かした経営モデルを創ろう!
聞き手-赤堀楠雄(林材ライター)
再生プランの背景にあるもの
再生プランから地域性をどう読み解くか
理想のフォレスターを長い目で育てていく発想を
高まるフォレスターへの期待
地域に合った林業経営モデルを描くことが大切
4章 国産材利用 川上・川下の持続的で健全なビジネスを
鹿児島大学教授 遠藤日雄
「川上」・「川下」の視点から見た戦後の森林・林業政策
「川上」と「川下」の相互関係
「川上」・「川下」の視点からみた戦後の森林・林業政策
「川上」と「川下」を連動させる新たな素材生産の担い手
新たな素材生産の担い手
「森林・林業再生プランを動かすためには
5章 【座談会】地域に仕事があり続けてこそ。我ら林業人の心意気ここにあり
安田孝(有限会社安田林業代表取締役)×香山由人(企業組合「山仕事創造舎」代表理事)×菊池俊一郎(菊池林業代表) 司会:赤堀楠雄(林材ライター)
林業の自立こそが目的
「施業計画」ではなく「経営計画」を
共有林を抱き込んだ発想
天然林をどうするかがカギ
集約化で経営権は奪われない
森林組合による囲い込みはあるか
林業の経営戦略は多様化する
むしろ森林経営計画は自由度が高い
地域力を高めれば将来は明るい
販売チャンネルは多くつくる
地域のまとまりこそが大事
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