書誌詳細情報
日本の水道をどうする!?
民営化か公共の再生か

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日本の水道をどうする!?
民営化か公共の再生か
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解説
2018年暮れに水道法が改正され、水道事業の運営権を民間企業に売却すること=民営化が可能になった。しかし、水は単なる経済財ではない。水へのアクセスは人権だ。民営化に失敗したヨーロッパや南米などでは、再公営化がトレンドである。専門家、市民運動家、労働組合リーダーが30年間にわたる内外の豊富な事例から民営化の問題点を明らかにし、住民が参画する管理のあり方を探る
目次
第1章 世界の水道民営化の三〇年―「人権としての水」を確立してきた国際市民社会の闘い
第2章 公共サービスの再公営化が世界のトレンド
第3章 世界と逆行する日本の政策
第4章 民営化が懸念される自治体
第5章 「公共の水」をどう維持し、発展させるか
エピローグ 水は自治の基本―未来の公共サービスを創るために