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EU青果農協の組織と戦略

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解説
小売市場の集中による大手スーパーチェーンとの取引拡大、EUの大規模青果農協にみる組織構造の変容、マーケティング戦略の選択等を解明。日本の農協がとるべき方向を示唆する。
目次
本書の視点と概要
第1部 EUの青果部門の需給構造および関連制度(EUにおける果実および野菜の需給構造 ヨーロッパにおける小売市場構造・環境 EUの共通農業市場制度における生産者組織 青果物の販売をめぐる競争と生産者組織の可能性;EUの果樹政策 スクール・フルーツ・スキーム―イタリアのSFSへの取り組み)
第2部 青果物のサプライチェーン構築と農協の組織再編(ドイツの野菜需給構造と青果農協の展開構造 オランダ青果農協にみるグローバル化・ハイブリッド化―グリーナリーとフレスキューを事例に イタリアの青果農協にみる水平的・垂直的統合―エミリア・ロマーニャ地域におけるケーススタディ 農協の販売事業を補完する農協連合モデル―スペイン・バレンシア州のアネコープの事例 組織再編を進めるスペインの青果農協―アルメリアの野菜農協のケーススタディ)
第3部 EUにおける青果物ブランドの展開と農協の取り組み(地理的表示制を活かしたバリューチェーンの構築―スペインの「カランディナ農協」の示唆 産地ブランド展開をめぐる農協間競争と問題―イタリア北部のりんご産地を事例として イタリアにおける有機食品市場とブランド戦略)
まとめと日本への示唆
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