書誌詳細情報
多国籍アグリビジネスと農業・食料支配

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多国籍アグリビジネスと農業・食料支配
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解説
農業におけるグローバリゼーションの進展に伴う「多国籍アグリビジネス」の諸相を種々の角度から分析した意欲的論考を収録。今日の農業問題は食糧、環境などかつてない広がりをもっており、その学術的究明を試みる。
目次
第1章 米国におけるアグロフュエル・ブーム下のコーンエタノール・ビジネスと穀作農業構造の現局面(磯田宏)
第2章 ブラジルにおける多国籍アグリビジネスの展開と農業構造の変化(佐野聖香)
第3章 多国籍アグリビジネスの事業展開と日本農業の変化―新自由主義的制度改革とレジスタンス(関根佳恵)
第4章 バイオテクノロジーと知的財産権―植物遺伝資源の利用と独占の現段階(吉田義明)
第5章 農業・食料の「金融化」と対抗軸構築上の課題(立川雅司)
おわりに 資本による農業包摂の現段階―大会司会者によるまとめ(安藤光義)
政治経済学・経済史学会二〇一五年度春季学術大会(総合研究会)(記録 小濱武・西川邦夫)
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