書誌詳細情報
近代中国の食糧事情
金沢大学人間社会研究叢書
食糧の生産・流通・消費と農村経済

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金沢大学人間社会研究叢書
近代中国の食糧事情
食糧の生産・流通・消費と農村経済
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解説
近代中国農村は非常に貧しく、農村の経済も全体として遅れていたと見なされてきた。だが、実際には近代中国の農村では脱農化・手工業化が進行。遠方からの穀物の移入が当たり前のように行われ、すでに農業国とは言えない状況にあった。そこに起こった日中戦争は、この国の食糧事情をどのように乱し、変えていったのか。本書では中華民国期の食糧の生産・流通・消費に膨大な統計・資料から迫り、近代中国農村経済史の全体像構築を図る。
目次
序
第1部 平時 民国前期(1912〜37年)(民国前期中国における農産物生産の概要 中国インディカ種米栽培地域における米事情 江蘇省・浙江省における米事情 山東省における食糧事情 河北省における食糧事情)
第2部 戦時 民国後期(1937〜49年)(華中における食糧事情 山東省における食糧事情 河北省における食糧事情 河南省・山西省における食糧事情)
結
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