書誌詳細情報
塩の世界史 下
歴史を動かした小さな粒

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塩の世界史 下
歴史を動かした小さな粒
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解説
かつて数千年がかりで白く均一にした粒が、いまや不揃いで色付きのものこそ高額になる。塩の真価を定めるのが容易であったことは、いまだかつて一度もない。悪名高き塩税「ガベル」、ガンディー塩の行進、製塩業の衰退と伝統的職人芸の復活。塩からい風味にユーモアをそえておくる、博覧強記のノンフィクション。
目次
第2部 ニシンのかがやきと征服の香り(承前)(自由、平等、免税 独立の維持 塩をめぐる戦い 赤い塩)
第3部 ナトリウムの完璧な融合(ナトリウムの悪評 地質学という神話 沈みゆく地盤 塩と偉大な魂 振り返らずに 自貢最後の塩の日々 マー、ラーそして毛 魚より塩をたくさん 大粒の塩、小粒の塩)