書誌詳細情報
人口減少社会という希望
コミュニティ経済の生成と地球倫理

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人口減少社会という希望
コミュニティ経済の生成と地球倫理
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解説
人口減少はこれからの日本にとって希望ある転換点ではないのか。大佛次郎論壇賞ほか数多くの受賞暦をもつ著者が、人類史のなかに人口減少社会を捉え直し、成長・拡大路線から脱し、持続可能な福祉社会に向けてコミュニティ経済を提言する注目の書。
目次
人口減少社会という希望
第1部 人口減少社会とコミュニティ経済―ローカルへの着陸(ポスト成長時代の価値と幸福
コミュニティ経済の生成と展開
ローカル化が日本を救う
情報とコミュニティの進化
鎮守の森・自然エネルギーコミュニティ構想
福祉都市または人間の顔をした環境都市
環境政治の時代―3大政党プラス“緑"へ
緑の福祉国家あるいはエコソーシャルな資本主義)
第2部 地球倫理のために―科学・宗教・福祉またはローカル・グローバル・ユニバーサル(「自己実現」と「世界実現」
『古事記』と現代生命論―アジア/地球に開かれたアイデンティティに向けて
「成長のための科学」を超えて
「もうひとつの科学」は可能か
統合医療の意味
日本の福祉思想―喪失と再構築
地球倫理の可能性
自己形成的な自然―地球倫理と宇宙)