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痛快 コシヒカリつくり(復刊・解説付)★10月25日発売予定

ここまで知らなきゃ損する 

書誌詳細情報

ここまで知らなきゃ損する 

痛快 コシヒカリつくり(復刊・解説付)★10月25日発売予定

著者 井原豊

定価 1,980円 (税込)

ISBNコード 9784540191763

発行日 2019/09

出版 農山漁村文化協会(農文協)

判型/頁数 A5 208ページ

在庫 予約受付中

この本のジャンル

解説

減農薬・低コスト、良質米を倒さないでつくる、元肥ゼロ、中期一発追肥の「への字稲作」。コシヒカリを中心に良質米のつくりこなし方を詳述。遅植えコシヒカリや有機栽培も紹介。

著者

著者略歴
井原 豊(いはら ゆたか)
1929年大阪市に生まれ。1942年兵庫県太子町に移る。1944年から農業に従事。戦後、国鉄、兵庫県警、自動車学校、信用調査会社に勤務。1976年「オールド4Hクラブ結成」。1980年『現代農業』に執筆開始。1984年から専業百姓。約1haの水田で米麦野菜をつくりながら、執筆・講演活動を行う。1997年死去(67歳)。

著書(いずれも農文協刊)
『ここまで知らなきゃ農家は損する』(1985年)
<ここまで知らなきゃ損するシリーズ>
 『痛快イネつくり』(1985年)
 『野菜のビックリ教室』(1986年)
 『クルマで損する』(1986年)
 『痛快ムギつくり』(1986年)
 『痛快コシヒカリつくり』(1989年)
『写真集 井原豊のへの字型イネつくり』(1991年)
『図解 家庭菜園ビックリ教室』(1994年)
ビデオ・DVD制作指導
『井原さんの良質米つくり 低コスト経営編/への字型栽培編』(1991年)
『井原さんの産直野菜つくり 美味安心栽培編/なるほど輪作編』(1995年)

目次

第1章 なぜコシヒカリが倒れるか
倒れにくいうまいコメなんてありえない
イネ本来の育ちをしていないから
茎が細くて剛性が足りないから
根がしっかりしていないから
V字型稲作をするから
尺角疎植にしないから
水をいれすぎるから
モンガレが出ているから
穂肥をやるから
「肥料でとる」という考えがこびりついているから
600キロの目標を立てるから
台風よ来い!というイネでなくちゃ

第2章 ヘの字型で良質、減農薬のコメづくり
ヘの字型稲作とはV字型の正反対に育てること
生育そのものがへの字であればよい
暖地技術は寒地に通用するが、寒地技術は暖地に通用しない
肥効と生育のピークをどうもってゆくか
への字型ならばこその低コスト

第3章 良質米(コシヒカリ)のヘの字型栽培
ヘの字型の育て方
出穂75日前の田植えが理想
遅植えコシヒカリの魅力
増収のための育苗・田植え技術
ヘの字型施肥の実際
ヘの字イネの減農薬
ヘの字イネの水管理
登熟向上策から収穫・保存法まで

第4章 良質米の肥料学
いままでの肥料学がまちがっている
イネには通じぬ三要素主義
低コストはケイカル・ヨウリンの廃止から
リン酸肥料はどの程度役立っているか
六要素を考慮に入れたコシの施肥
倒伏防止のキメ手・硫酸カルシウム
おいしいコメにする肥料学
カリ肥料、過剰で減収、味おとす

第5章 良質米の土つくり
地力は一朝にして成らず
地力がつきすぎると困る
深耕も地力のうち、18センチがよい
堆肥の効果は質と量で大ちがい
鶏ふんを地力的にきかすコツ
モミガラはどんどん入れよう
裏作麦で土つくり
レンゲ・クローバー・ソルゴーの利用

第6章 有機栽培による良質米づくり
麦あとの良質米づくり
各種有機質利用のポイント
有機栽培なら尺二寸角手植えを
直きまき栽培は高コスト低収・倒伏覚悟

第7章 良質米品種の特性と選び方
これからの良質米は旧品種を追え
純粋の国産品種を
在来種にも多収型と良質型がある
古い品種は減農薬向き
血筋がよくてもわるいコメがある
おすすめしたい良質米の品種特性
今後育成してほしい良質米品種

解説(詳細)

井原豊「への字型イネつくり」3部作の復刊にあたって

 1980年代から、1997年に67歳で亡くなるまで、『現代農業』や単行本で健筆をふるった兵庫県の農家、井原豊さん。イネの力を信じ、「への字稲作」で、もっとおおらかにイネを育てようと呼びかけ、語りかけた井原さんの言葉は、「への字」に育った太茎の痛快かつ豪快なイネ姿とともに、多くの農家を惹きつけていった。
 そんな「への字稲作」が、今、改めて輝きだした。徹底した低コストが「への字稲作」の身上だが、これに加え、生育中期の活力が高いへの字のイネは高温障害に強く、刈取り時には鮮麗な熟色になって「天寿をまっとうする」育ち方はタンパクが残りにくく、食味向上につながると注目されている。
 「今のイネつくりのすべてを逆にしたへの字理論は、イネの生理からみてほんとうの正しいイネつくりである。篤農家の稲作技術ではない。わが国稲作二〇〇〇年の集大成ともいうべき、日本古来の先人の知恵の塊である」と言い切った井原さん。現代のイネつくりに刺激的なヒントを与え、そして「知恵の塊」を伝える農家が書いた本として、私たちは井原さんのイネ3部作を復刊することにした。
 復刊にあたって、それぞれに識者による解説を加えることにした。1998年、井原さんの早過ぎる死を悼む本『井原死すともへの字は死せず』が追悼集刊行会(事務局・山下正範)によって刊行され、そのなかで、橋川潮さん、宇根豊さん、稲葉光圀さんが、井原さんから学ぶこと、引き継ぎたいことについて長文で本格的な考察をしている。20年以上前の文章だが、今読んでもたいへん示唆に富むものと考え、再掲載させていただいた。以下、3部作と解説について、簡単に紹介したい。

『ここまで知らなきゃ損する 痛快イネつくり』(1985年12月発行)
 井原さんの初めての単行本は、同年7月発行の『ここまで知らなきゃ農家は損する』。徹底した低コスト栽培を追究する井原さんが、「肥料は経営を狂わす元凶だ」といったぐあいに、肥料や農薬、機械など、資材の買い方使い方で農家はこんなに損していると、歯に衣をつけず軽妙に指摘。「目から鱗」と大きな話題となった。そんな反響が続くなか同年12月、初めての稲作本『痛快イネつくり』が発行された。徹底低コストの「への字型イネつくり」の考え方と方法を『現代農業』の連載をもとに、筋道だててそれこそ痛快に表現した。
 解説は、V字理論を真っ向から批判した数少ない研究者の一人である橋川潮さん(滋賀県立大学名誉教授・故人)。「水田の力 イネの力を信じる『への字』」と題し、水田の養分収支めぐる研究成果にもふれながら、「すばらしい水田地力を100%活かそう」と提案している。

『ここまで知らなきゃ損する 痛快コシヒカリつくり』(1989年3月発行)
 『痛快イネつくり』から4年後に発行。倒れやすくつくりにくい良食味品種をつくりこなしてこそ日本の稲作に将来があると井原さん。コシヒカリ・朝日・ハツシモなどの良質米栽培の指針として「への字稲作」の魅力と自在なありようを存分に語っている。
 解説は、元福岡県の普及員で、減農薬運動の推進役を担った宇根豊さん。「井原豊は何の扉を開いたのか」と題し、なぜ井原さんが書く記事や単行本が農家の心をつかむのか、「表現者」としての井原さんに焦点を当てて記述している。

『写真集 井原豊のへの字型イネつくり』(1991年3月発行)
 井原さんのイネを撮り続けたカメラマンの協力を得て写真集にまとめた。「自分のイネと比べながら、いつどのぐらいの姿をめざすかをわかっていただければ、への字型稲作の真意を理解願えると思う」(「まえがき」より)
 解説は、稲葉光圀さん(民間稲作研究所代表)。「二十一世紀稲作の主流 環境保全稲作の基礎を築いたへの字稲作」と副題にあるように、「環境保全型農業」推進の立場から「への字稲作」の技術のしくみと価値を明らかにしている。

 本復刊3部作が、これからのイネつくりを考える素材に、そしてイネつくりのおもしろさが膨らむ「稲作談議」の一助になれば幸いである。井原豊さんもそれを願っていると思う。

 2019年10月
 一般社団法人 農山漁村文化協会

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★10月25日発売予定

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