書誌詳細情報
パッションフルーツ

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パッションフルーツ
この本のジャンル
解説
強い香りがトロピカル、大きな花はパッショネイトで、パンチのきいた風味は一度食べたら忘れられない。若返り効果や栄養価のスゴさなど健康果実としても注目される熱帯果樹の栽培と愉しみ方。プロから家庭まで。
著者
米本仁巳:日本熱帯果樹協会代表理事、実際家。著書に、「新特産アボカド」「同マンゴー」「家庭でつくるトロピカルフルーツ」など(いずれも農文協)
近藤友大:宮崎大学地域資源創成学部教授
解説(詳細)
熱帯果樹でマンゴー、アボカドの次に「きそう」なパッションフルーツ。知名度はまださほどではないが、地球温暖化の中で改めて注目され、2016〜2018年にかけて行なわれた「地域戦略(亜熱帯果樹)コンソーシアム」の一つに、アボカドとともに採択された(取りまとめは農研機構果樹茶部門、参加は2大学、6研究センター)。
沖縄、奄美など国産ものの出回りはまだ限られているが、需要は増えつつあり、発展途上ながら栽培技術の開発も進む。最近では無理して越冬させない「1年1作型」も普及し、降雪地帯を含む国内露地での商業生産も可能となっている(大苗は施設利用で育苗)。本書は、果樹というよりもはや果菜!?のような感覚で簡単に栽培でき、プロ農家から家庭でも愉しめるパッションフルーツの魅力と栽培のコツをガイド。案内役はわが国熱帯果樹の第一人者にして実作者、育種家でもある日本熱帯果樹協会代表理事の米本仁巳先生と「No Passion, No life(情熱、そしてパッションフルーツがない人生なんて)」をモットーにパッションフルーツ栽培に熱き情熱を注ぐ近藤友大先生。