書誌詳細情報
季刊地域36号 2019年冬号

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季刊地域36号 2019年冬号
この本のジャンル
解説
特集は「小さいエネルギーで地域強靭化 太陽光・小水力・バイオガス・薪…の防災力」。その他「多面」で自主施工/軽トラ林業/ダムより堤防強化が命を守る/小さな拠点どうつくる?/「TAG」に見る安倍政権のウソ
目次
■特集 小さいエネルギーで地域強靭化
太陽光・小水力・バイオガス・薪…の防災力
北海道全域停電、そのとき酪農地帯では―
【被災時に役立った小さいエネルギー】
西日本豪雨災害を地エネで乗り切った
全道停電でも営業できたコンビニの防災力
真空管式太陽熱温水器で太陽の恵みを高効率利用
いざというとき便利 持ち運び自在の小さいエネルギー
【地エネで災害に強い暮らし】
熱エネ自給圏は災害に強い 薪ブームますます!
「薪ステーション」で地元の薪が回り始めた
ウメ農家・湯浅さんの電気に頼りすぎない暮らし
野菜も後継者も育て防災にも 地域で8基のソーラーシェアリング
小さいバイオガスシステム
酪農家「個別型」バイオガス発電
畑でとれる地域自給燃料 エリアンサス
【蓄電時代がやって来る】
「FIT卒業」と蓄電池導入の動き
心がトクする蓄電池の取り入れ方
■もの申す―西日本豪雨 ダムよりも堤防強化が命を守る
■山・里山―地撮り!E ワザあり!軽トラ林業
■農―農家の土木力がものを言う「多面」で自主施工
解説(詳細)
≪特集≫は「小さいエネルギーで地域強靭化 太陽光・小水力・バイオガス・薪…の防災力」です。原発や火力発電所など、大きいエネルギーはパワーが強大。しかし、万一事故が起きると広範囲に影響を及ぼします。その点、太陽光や小水力、バイオガス、薪など、地域や家庭でつくる小さいエネルギーは小回りがきく。そうした自然エネルギー源が身近なところにたくさんあるのが地方の強み。北海道の胆振東部地震による全域停電、そのとき酪農地帯では―という現地ルポをはじめ、西日本豪雨災害を自家発電や薪で乗り切った人の話、農地を守り、後継者も育てるソーラーシェアリングの新展開、さらには「FIT卒業」と蓄電池導入の動きなど、防災の面も踏まえて、小規模分散型のエネルギーシステムを育てる工夫や実践を集めました。
その他にも本号では、ダムよりも堤防強化が命を守る、「TAG」に見る安倍政権のウソなどの論説記事や農家の土木力がものを言う「多面的機能支払」で自主施工、ワザあり!軽トラ林業など、話題になるような記事が満載です。